「普段の生活が露呈する」オフィス7つのNGしぐさ。知的で気品がある人は「無意識のしぐさ」が身についている
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職場やランチなどで、自分では気がつかず無意識にしてしまっているしぐさが、同僚には不愉快に映るときがあります。
(一社)日本プロトコールアンドマナーズ協会の松田玲子先生によると、「自宅にいるときと同じ行動が思わず出てしまうので、ご自身の行動を一度見つめ直してみましょう」とのこと。
では、どのようなしぐさが「表出しやすい」のでしょうか? 要注意度の高いものからご指摘いただきます。まずはオフィス編から。
【 気品を身につけるシンプルな教え#51 無意識のしぐさ編 】
<社内、会議編>
1・デスクに「肘をつく」のはレディにあらず。見られる意識と魅せる意識を
職場では誰しも真剣に仕事に取り組んでいる印象を与えたいものです。たとえば、肘をついていると、怠けている印象を与え、真面目に仕事をしているように見えません。おそらく自宅でしていることが無意識のしぐさになって出てしまうのです。
しかし、意識して直していけば少しずつ回数が減り、いずれはしなくなっていきます。ぜひ、いつでもレディとして“見られる意識と魅せる意識”を持ってください。
2・気品ある女性は「片手で物を渡し」ません
職場で書類を手渡しする際など、片手でぞんざいに渡したりしていませんか?
ぜひ、渡すものの正面を相手に向けて、両手で渡しましょう。その際、自分から相手に向かって直線距離で差し出すのではなく、少し自分の手元に引き寄せてから渡すと丁寧な印象になります。
3・話を聞くときに「腕を組む」のは失礼な態度です
社内で同僚や部下からの話を聞く時に、何か案を考える時などにふと腕を組むことはありませんか?
話をしている相手が腕を組むと少々威圧的に感じることも多いと思います。
相手の話を聞く場合には、まずは相手の方へしっかりと体を向けて、相槌を打ちながら、話を聞いていることが伝わるように、そして相手が話をしやすい雰囲気づくりが大切です。
テーブルを挟んで会話するときは、手はテーブルに上に出しておくのがベストです。
4・「足を組む」のも好ましくありません
手と同様に、足を組むのも好ましくありません。テーブルの下に隠れていても、両隣からは足が見えます。
会議中に足を組む方を見かけますが、足を組むと姿勢が崩れます。
足を組んで良い場面はリラックスをする時になりますので、休憩時間であれば問題ないでしょう。しかし、会議に集中する場合には、足を組まずに良い姿勢で臨みましょう。
5・会議中に時間をチェックしたり調べ物をするのに「スマホを出して」いませんか?
勤務中や会議中に私用メールや私用の電話はNGという会社もありますし、社会人としてすでに心得ている方も多くいることでしょう。
しかし、スマホに触っていないと落ち着かないという方が多いようで、時間をチェックするときに無意識にスマホを出す人もいます。
また、会議中に調べものをするためにスマホを操作することもあるかと思いますが、他の方からすると、「会議に集中しないでスマホを見ている」と思われることもあります。
そう思われない為にも、会議に関する内容についてを調べることをはっきりと伝えてから操作するなどしてはいかがでしょうか。そうすれば、ただスマホを操作しているのではないことが周りの方に伝わり、会議もスムーズに進行できると思います。
また、社会人として時間のチェックは腕時計でしたいものです。
6・手持ち無沙汰に「ペンを回し」たりするのはもってのほか
例えば社内の会議中に、話を聞きながらペンを回している人はいませんか。おそらく本人は無意識でおこなっているのだと思いますが、周りの方々はとても気になり、会議に集中しずらくなることを感じる人も多いと思います。
また、ペンを回しながらペンが落ちたときの音、デスクを指でトントンたたく音やボールペン等をカチカチと鳴らすノック音なども集中することを阻害されます。
反面教師という言葉があるように、他人の気になる行動を見かけた時には自分自身を振り返るチャンスになると思います。お互いに気持ちよく仕事も会議もおこないたいものです。
7・「髪をかき上げたり触ったり」は不潔な印象
髪をかき上げるのは女性らしい仕草ともいわれますが、会話中や会議中におこなうのは相手に不快感を与えてしまうこともあります。また、相手の話を聞くときに髪をかき上げると「この人、話を聞いていないのでは」と思われる恐れもあります。
相手の話を聞くときは、相手の目を見て相槌を打つことを意識しましょう。 うっかり不快感を与えないためには目の前の相手に集中することをおすすめします。
▶【この記事の後編】続いて、ランチのあいだにバレがちな「日頃のしぐさ」とは?当てはまるものが続々と…
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