5秒で済むのにオトナ肌。オイル美容のススメ【40代の時短美容】

ご多忙な40代のみなさん、こんにちは。時短美容家の並木まきです。

これまで2回はメークアップについてお話してきたところで、今回はようやくスキンケアがテーマです。

「40代の時短スキンケア」では、チャチャっと使えるのにしっかり満足させてくれるアイテムが不可欠。たとえ、ほんの5秒で終わるお手入れだったとしても、きちんと満足できればそれでヨシ。

そして、「時短スキンケアは美容オイルなくして語るべからず」。その理由とはーー。

その他の時短メイクのコツはこちら

時短スキンケアには「オイル」がマスト

「アラフォー」と呼ばれるあたりにさしかかる頃から、急に“くすみ”や乾燥が気になりだす女性のお肌。

「手っ取り早くカバーするには……、なにをどうしたらいいの!?」なんてぼやきつつ、満足できるお手入れを求めて彷徨い続けてはいませんか。

若い頃より経済的にも余裕が出てくる世代だからこそ、高価なコスメを荒らしまくった挙句、最初は効果を感じたのに「うーん、やっぱり違うかも?」なんてしばらくすると消沈しちゃったりもありがちです。

そして結局のところ、どんなに大枚をはたいたコスメでも満足できなければ、女性にとってはなんの意味もない。

だから、「値段だけでアイテムを選ぶのもなにかが違う」と感じている人も少なくないはずです。

さらに、私たちアラフォー女性は「仕事に家事にプライベートに……」と、とてつもなく忙しい世代。

入念にお手入れをすれば、それなりの輝きを実感できたとしても、求めている答えは「いかに時間をかけずにキレイをつくるのか」にもあります。

オイルは、ほんの1滴がとてつもないパワーを発揮してくれるから、こんな無数の嘆きにも、真正面から応えてくれる頼もしい存在に。

実は、かなり上質な美容オイルでも、他のコスメに比べればお値段が優しい。大枚をはたかなくとも、たった1滴のオイルが自信を生んでくれる救世主にもなりうるのです。

「夏なのにオイル?」と思うなかれ。オイルによって肌にバリアが生まれ皮脂をコントロールしてくれるので、汗によるベタつきを防ぐテクニックにもなりうるのです。

 

1滴の「美容オイル」が20分のスキンケアにも匹敵!?

数年前に彗星のごとく現れた「オイル美容」なる言葉が流行ったのも、トレンドの流れが早い美容界にとっては“はるか昔”。その一方で、すでに美容オイルは、私たちの身近なコスメとしても地位を確立しています。

けれど、「使ったことない」という女性も意外といて、私からすればすごく勿体ないお話でもあります。

だって、加齢に伴う“くすみ肌”は、潤いやツヤを与えてあげるだけで、たちまち元気になることも少なくないのだから。

ではもしも、1滴の美容オイルに、20分間のスキンケアフルコースに匹敵するほどの満足を与えてくれる使いかたがあるとしたら……?

 

「ブースター」使いでホンモノの時短美容が叶う

さて、この「美容オイル」。無添加でつくられているものも多く、基本的には植物性の油が使用されている製品がほとんどです。オトナの時短美容では、お肌への刺激が強すぎるものは避けたいだけに嬉しいポイント。

愛用者の中には、化粧水や乳液などのスキンケアを終えたあとに“保湿”を求めて使う女性も少なくないのですが、40代からの時短スキンケアを意識するなら、“ブースター使い”がカギになります。

洗顔後、化粧水をつける前のまっさらなお肌に、上質なオイルを1滴。その上から、いつもの化粧水を優しくプッシュするようにオン。オイルの実力で柔らかくなったお肌に水分を与えると、驚くほどツヤのある肌に変身できます。

朝のスキンケアでは、ベースメークの前にTゾーンを避けて1滴のオイルを馴染ませる。夜のスキンケアでは、数滴に分けてデコルテまでをフォロー。

そして、ちょっと顔が疲れている日には、頬骨に沿って薄くオイルを伸ばしていくと、上品なツヤが生まれ、みずみずしいベースメークに導いてくれるのです。

夏特有のベタつきを防ぐオイル使いの心得としては、Tゾーンを避けて薄くなじませるのひと言に尽きます。

最近の美容オイルは本当に優秀なので、つけすぎはギラつきのもと。ほんの少量を丁寧に使ってこその“オイル時短美容”です。

 

「オイル? ベタつくでしょ?」などと、避けて通るなかれ。上質なオイルはべたつかず、むしろサッパリと爽やかな使い心地です。

化粧水に乳液に、美容液にクリーム、その上シートマスクもプラスしてまで入念なお手入れをせずとも、上質なオイルが1滴あれば、40代のスキンケアはまだまだ時短できるのです。

ニュクス プロディジューオイル 100ml 5,508円(税込)/ブルーベル・ジャパン(著者私物)

ちなみに、私のマストオイルは必須脂肪酸(EFA)がたっぷり含まれているというトリロジーの『ローズヒップオイル』(20ml  4,644円 税込/ピー・エス・インターナショナル)と、アルガンオイルなど7種のオイルが配合されたニュクスの『プロディジューオイル』(100ml  5,508円 税込/ブルーベル・ジャパン)。

基本的に、こっくりしたテクスチャの『ローズヒップオイル』は夜美容、サッパリした使い心地の『プロディジューオイル』は朝美容にと使い分けています。汗が気になる夏場は、『プロディジューオイル』のほうが出番が多くなってくる季節です。

 

 

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