「かみとび」ではありません。「紙鳶」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「紙鳶」です。
「紙鳶」の読み方は?
「鳶」は
①とび(鴟)。とんび。タカ科の大形の鳥。
②とび色。トビの羽に似た茶色。
③「鳶口(とびぐち)」「鳶職(とびショク)」の略。出典元:鳶|漢字一字|漢字ペディア
という意味をもつ漢字です。
とはいえ「紙鳶」の読み方は「かみとび」ではありません。
正解は……
「たこ」です。
「紙」と「鳶」それぞれの音読みで「しえん」と読んでも正解ですし、「いか」「いかのぼり」とも読めます。
「紙鳶」は
細い竹を組んで紙を貼(は)り、糸をつけて空に揚げるおもちゃ。いかのぼり。
出典元:たこ|言葉|漢字ペディア
という意味です。一般的には「凧」の表記が知られています。
筆者の出身は関東なので「凧(たこ)」の読み方に馴染みがあるのですが、関西では「凧・紙鳶」は「いか」「いかのぼり」と呼ばれて親しまれています。
「凧」は、平安時代に中国から伝わったときには「紙鳶(しえん)」と呼ばれていました。風になびくその姿がイカを連想させ、庶民の遊びとして広まるうちに「いか」「いかのぼり」という名前が定着していったとされています。
そして「たこ」という呼び名は、江戸時代に「凧」が関東に伝わった際、江戸の人が本来の名前である「いか」に対抗してつけたものなのだとか。対抗心からつけられた名前が定着しているというのは面白いものです。
参考文献:凧はもともと「いか」だった:日本経済新聞
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この記事は
レビューライター
片山香帆
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