重ねて煮るだけで「身体が整う」!?更年期世代も注目のマジカルなお料理「重ね煮」ってナニ??
はじめまして、田島恵です。私は鎌倉市在住で重ね煮アカデミーを主宰、切って重ねて煮るだけの「重ね煮」を通して、家族の健康を整える術を教えています。
重ね煮とは、「切って・重ねて・煮るだけ」の3ステップで、とっても美味しくできる調理法です。それだけでなく、とても時短。働く女性の味方になる調理法でもあるのです。
新しいお道具も特別な調味料も必要ないため、多忙な更年期世代の女性が手軽にお野菜の摂取量を増やし、必要な栄養素をおいしく身体にデリバリーするためにピッタリ。今日はちょっと体調が悪いな、という日があったら、ぜひ「重ね煮」を始めてみてください。
重ね煮のポイントはこの「重ねる順番」。食材同士が自分たちのちからで美味しくなってくれます
重ねる順番にはある法則があります。陰性から陽性の順番に鍋に重ねること。この順に重ねて火にかけると、食材同士が相乗効果を出して、砂糖や油を使わずとも、まるくふくよかな味わいに仕上がるのです。
調理はとてもシンプル! 野菜の皮を剥かず、アクを取らない全体食なのでまな板、包丁、鍋があれば作れます。重ね煮の魅力は沢山ありますが、中でも大きな魅力はとにかく時短で簡単なこと。どれだけ忙しくても料理が苦手な女性でも、切って重ねて火にかけるだけで必ずおいしく作れるところです。
実は、私自身も料理が大の苦手だったのですが、20年前に重ね煮を知ってからは、主人や息子たちから毎日「おいしい」と言ってもらえる嬉しい毎日です。
大豆缶利用で爆速。繊維と大豆イソフラボンの恵みが女性を整える「重ね煮チリコンカン」
重ね煮のバリエーションは八宝菜や肉じゃが、カレーなど和洋中と自由自在 です。今日は、働く女性の皆様にぜひ取り入れていただきたい折々のレシピを紹介します。始めにぜひおすすめしたい料理として、ひと鍋で重ねるだけで15分で完成する「チリコンカン」を紹介します。
このメニューでは手間なくさっと使える大豆缶を利用しました。煮大豆パックを使う場合は300g分ご用意ください。ご存じの通り、大豆は女性を助けてくれる大豆イソフラボンをたっぷり含み、また食物繊維も豊富。ちょっと不調かも……と思うとき、集中的に作って食べてみてください。
<材料>(作りやすい分量)
鍋の下にトマト缶、一番上に鶏ひき肉を重ねていきます。
A
↓重ねる順番図解↓
————-○————-
鶏ひき肉 150g
大豆水煮缶 1缶( 300g)
人参 1/2本
ニンニク 1かけ
玉ねぎ. 1個
トマト缶 1缶
————————–
B
水 1/4カップ
鷹の爪(輪切り) 少々
塩 小さじ1
醤油 小さじ2
パセリ 少々
<作り方>
1、鍋にAの材料を重ねて鷹の爪を乗せ、水を加えたらふたをして中火にかける。
2、湯気が出たらひき肉を軽くほぐして再びふたをして弱火で煮る。
3、野菜がやわらかくなれば塩、醤油を加えて煮汁が少なくなるまで煮る。盛り付けてパセリを飾る。
いかがでしょうか?
ぜひお試しください。
文/田島恵
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