お育ちのいい人がスーパーで「当然のようにしない」ことは?そこにいるだけで所作が美しい理由
普段の生活や習慣こそ、洗練された女性になるヒントが隠されていると教えてくださるのは、(一社)日本プロトコール&マナーズ協会の松田玲子先生。たとえば、ご近所のスーパーマーケットでの買い物でもうっかり気を抜くと無作法をおこしてしまいます。あなたもこのような事はないですか?
【 気品を身につけるシンプルな教え#59スーパーマーケットでのマナー編 】前編
1・会計時にお財布を探し始めたり、買い忘れたものを取りに行ったりするのはNGですね
午前など、スーパーマーケットが空いている時間ならまだ良いのですが、混んでいるレジ待ちのときは、お財布を出すタイミングに気をつけましょう。
後に待っている方がいる場合、会計が終わってから慌ててバックの中にあるお財布を探すのは後ろに並んでいる方々に迷惑です。あらかじめ、行列中にお財布を出して準備しておきたいですね。
しかし、何らかの事情で支払いに時間がかかってしまったときは、「申し訳ありません、お待たせしました」と後ろの方にひと言を。また、買い忘れがあったといって途中で取りに行く方がいますが、会計時にはやめましょう。
2・商品に値札がついておらず「確認いたします」となってしまったら?
これはときどきあることです。値段がついていない商品があり、レジの方がスタッフに商品の値段を確認することになってしまった場合。
待たされて、時間がかかることもありますが、自分の責任ではなくても遅れてしまったときは後ろの方にひと言「申し訳ありません」と伝えられるといいですね。
大切なのは場を和ませるコミュニケーションです。その場を穏やかに過ごしましょう。
3・かごに整然と美しく入れる?生ものも雑貨も無造作に投げ込む?あなたはどちらですか
スーパーマーケットで売られているものの多くは、お食事をするための食品です。口にするものですから、食品をかごに入れる時には、丁寧に扱って入れましょう。
会計の際に、レジの方が丁寧に品物を扱ってくださるととても安心しますし、そのお店に対しての信頼度も上がり、またここで買い物がしたいという気持ちになりますね。同じことです。
4・かごを他の方にぶつけてしまった!すぐに「ごめんなさい」と口にできていますか?
かごを手に持つと自分の体の幅より外側に出てしまうので、他の方にぶつかってしまうことがあります。その時には、ひと言あやまりの言葉をかけましょう。
もちろん思いがけなく相手にぶつかってしまったのだけれど、ひと言声をかけるのとかけないのでは、お互いの気持ちに大きな差が出てくることでしょう。
お互いさまの気持ちを忘れずにお持ちになるとよいですね。
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