どんな雨なの……?「甚雨」の読み方、知っていますか?

2023.02.16 QUIZ

本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「甚雨」です。

「甚雨」の読み方は?

「甚」と「雨」の音読みで「じんう」と読むこともできますが、雨の様子を表す言葉として他の読み方もあります。

正解は……

「ひさめ」です。

「甚雨」とは

おおあめ。ひどい雨。

出典元:小学館 デジタル大辞泉

という意味です。

“おおあめ”とありますが、「大雨(ひさめ)」と表すこともできます。

「甚」の読みは

  • 音読み ジン
  • 訓読み はなは(だ)・はなは(だしい)(常用漢字表外)いた(く)

であり、「甚」だけで「ひ」とは読まないので注意してください。

では「氷雨」はなんと読む!?

「雨」を表す言葉や「〜雨」と続く言葉にはさまざまなものがありますが、「氷雨」はなんと読むでしょうか。「こおりあめ」ではありませんよ。

正解は……

「ひさめ」です。

「甚雨・大雨(ひさめ)」と同じ読みですが、「氷雨(ひさめ)」が表す意味は「甚雨・大雨」とは異なります。

「氷雨」とは

1 雹(ひょう)や霰(あられ)のこと。
2 冷たい雨。また、みぞれ。

出典元:小学館 デジタル大辞泉

という意味です。

意味が異なるのに、両方とも同じ読み方なのは少し厄介ですね。

とはいえ、大雨やひどい雨を表す際、一般的には「甚雨・大雨(ひさめ)」よりも「大雨」や「豪雨(ごうう)」と表されることの方が多いはずですし、「氷雨(ひさめ)」も「雹(ひょう)や霰(あられ)が降る」「冷たい雨が降る」「みぞれが降る」と表されることの方が多いはずです。

もし「ひさめ」という表現を耳にする機会があったときには、本記事をきっかけに「甚雨・大雨」または「氷雨」という漢字を思い出していただけると幸いです。

 

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