更年期やコロナで落ち込んだ「免疫力を高める」漢方とは?有名なのは「補中益気湯」ですが、その他にも
40~50代になり、「最近、風邪をひきやすい」「風邪やインフルエンザからの治りが悪い」などの悩みがありませんか?
また、新型コロナウイルス(以下、コロナ)に感染後、免疫力が低下したと感じる女性も多いようです。
日本の女性は、平均で50歳頃に閉経を迎えることが多く、閉経を挟んだ前後5年間は「更年期」と呼ばれています。
この時期はホルモンバランスの影響で、からだや心のさまざまな不調に悩む女性が多いようです。
更年期女性によくあるお悩みのひとつに「免疫力の低下による不調」があります。
前編『「コロナ?更年期?この免疫力低下はどっちのせい?」体力が回復しない40代女性が元気を取り戻した方法とは』に続く後編です。
免疫力アップには漢方もおすすめ
更年期女性を悩ませる「免疫力の低下による不調」の改善には、内科などの治療現場で使われている漢方薬がおすすめです。
更年期の女性ホルモンの減少により、自律神経が乱れると、免疫力にも影響すると考えられています。また、ストレスや過労もからだの抵抗力を低下させます。
免疫力の低下が気になる場合は、
・ホルモンバランスを整える
・胃腸の働きをよくして、食事の消化吸収を上げ栄養の吸収をよくするる
・血流をよくして栄養を全身に届ける
・自律神経を整え、睡眠の質を上げる
といった漢方薬で不調の根本改善を目指します。
漢方薬は、心とからだのバランスを整え、からだの機能低下を根本から改善することで健康的なからだ作りをサポートします。
また、コロナ感染後に低下してしまった免疫力を高めることで、倦怠感や集中力の低下などコロナ後遺症のさまざまな不調を同時に改善することも可能です。
自然の成分がからだにやさしく働く漢方薬なら、毎日のむだけで、お悩みの症状を解決し、根本的な体質改善も目指せるでしょう。
免疫力低下による不調の改善には、以下の漢方薬がおすすめです。
<免疫力の低下による不調におすすめの漢方薬>
- 十全大補湯(じゅうぜんたいほとう):体力低下や貧血が気になる方に。
- 人参養栄湯(にんじんようえいとう):体力低下や食欲不振が気になる方に。
- 八味地黄丸(はちみじおうがん):冷えや頻尿が気になる方に。
ひとつ注意点として、漢方薬を選ぶ際は、ご自分の体質・状態に合っているかどうかがとても大切です。
うまく合っていないと、効果を感じられないだけでなく、場合によっては副作用が生じることもあります。
どの漢方薬が自分に向いているのかを見極めるためには、プロの力を借りるのがおすすめです。
漢方薬局や病院へ足を運ぶのはハードルが高い、対面では相談しにくいという方は、「あんしん漢方」などのオンライン漢方サービスに一度相談してみるのもいいでしょう。
AI(人工知能)を活用したオンライン漢方サービスなら、気軽に漢方のプロに相談できます。
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免疫力を高めて元気に更年期を過ごそう!
免疫力の低下による不調は我慢せずに専門家に相談してみませんか?
漢方薬でからだの内側からバランスを整えて、毎日を笑顔で過ごしていきましょう。
<この記事を書いた人>
あんしん漢方薬剤師
清水みゆき
漢方薬・生薬認定薬剤師、JAMHA認定ハーバルセラピスト。製薬企業の研究所員を経て、漢方調剤薬局に8年間勤務。漢方薬の服薬指導、食事や養生法での健康づくりのサポート、ハーブティーやアロマの相談販売に従事。現在も漢方調剤薬局で薬剤師として在勤しながら「ママのためのやさしい漢方」のサイト運営や漢方やハーブの通信講座やセミナー講師としても活動中。症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行っている。
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