44歳、モデル美元が語る「あの離婚騒動の背景にあった」事実【1万字インタビュー】#1

仕事先にも押し寄せるマスコミ。歪曲されていく報道

報道では、美元さんが金の亡者で元夫の貯金を使い切ったと言われましたが、全く事実ではなかったそう。家の中でのWi-Fiすら別々に契約して自分で支払うように言われていたほど、家計はまったく別でした。

 

結婚当時はモデルや女優業のほか、ライター、ウォーキング講師などもしていた美元さん。ところが、「仕事を続けてほしい」と言っていた元夫から、結婚後に突然「仕事に行かないでほしい」と言われ、悩んだ末に実際にすべての仕事を休止しました。

 

10代の頃から貯めていた貯金を切り崩しながら生活費を捻出していたので、やがて離婚したいと別居を申し出た頃には貯金も底が見えていました。思い切って仕事に復帰したものの、離婚報道以降は一度確定した仕事さえ軒並みキャンセルに。

 

「やっと決まった舞台のお仕事も、稽古場や劇場にマスコミが来て共演者や観客の方々に迷惑をかけるので『次は使えない』と言われました。近所のレストランでバイトを始めたら、そこにも取材の電話がきて」

 

ついに結婚前から続けていた子ども支援のチャリティー活動にも火の粉が飛び始めます。一緒に活動してきた賛同者の人たちすら、あまりの過熱にやむを得ず離れていってしまったそうです。

 

「結婚前から続けていたチャリティー活動も、元夫のお金を使っているという事実と全く異なる報道をされました。一緒に活動していた仲間たちのブログなどにも悪質コメントが殺到して、彼らの本業にも支障をきたすほどでした。同じころ、家族や親戚が元夫のお金で生活していると事実無根の内容で批判されました。自分のせいで大切な人たちが傷つけられてしまうことが本当につらかったです」

 

次ページ▶「本当にそんな、ドラマみたいなことがあるんですね…」言葉を失うような裏切りにあう。決断は

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