更年期前後に「鼻の下のヒゲが濃くなる」現象!?プレ更年期の男性化を阻止する方法

40~50代になり「最近、鼻の下の産毛が濃くなってきた」「そんなに剃っていないのに鼻の下が青くなっている」などの悩みがありませんか?

日本の女性は、平均で50歳頃に閉経を迎えることが多く、その前後5年間は「更年期」と呼ばれています。

この時期はホルモンバランスの影響で、からだや心のさまざまな不調に悩む女性が多いようです。

更年期女性のお悩みのひとつに「男性化」があります。とくに、鼻の下の産毛が濃くなり目立つようになることが多いといわれています。

今回は、更年期の男性化を改善する方法について「あんしん漢方」の登録販売者、円山真由佳さんに教えてもらいました。

 

鼻下の産毛が剛毛化!? 剃ってもキリがない……

41歳のマナミさんは、鼻下の産毛に頭を悩ませています。

「ここ最近、鼻の下の産毛が濃くなってきて、処理に追われています。剃ってもキリがないどころか、だんだんと青っぽくなっていて……」

息子さんにも「鼻の下ブルーマン」といじられているというマナミさん。

「その場は笑って過ごすものの、正直かなりショックです。鏡を見ては鼻の下の剛毛が気になってしまいます」

 

鼻の下の産毛のせいでマスク解禁後も手放せない……

世間はマスク解禁になったものの、マナミさんはマスクが手放せません。

「化粧するにも、産毛が気になってなかなか気分が上がりません。なんだか顔も全体的に老けて『男性化』しているような……?」

そこで、ネットで「顔の産毛 濃くなる原因」を調べてみたマナミさん。

すると、「ホルモンの影響」というワードが目に飛び込んできました。

「ネットの情報によると、女性は更年期に近づくとエストロゲンが減少し、男性ホルモンが活性化することがあるのだそうです。もしかしたら、私のこの状態は、プレ更年期のはじまりかもしれません……」

 

男性化を食い止めるには「エクオールサプリメント」

産毛の剛毛化をはじめとする更年期のお悩みには、「エクオールサプリメント」がおすすめです。

エクオールサプリメントの効能や選び方、効果的な摂取方法をご紹介します。

エクオールサプリメントの効能

エクオールは、腸内細菌によって大豆イソフラボンから生み出される成分です。

女性ホルモン(エストロゲン)と似た働きをするといわれており、男性ホルモン(アンドロゲン)の働きの抑制や抗酸化などの作用も期待できます。

エクオールサプリメントは、大豆イソフラボンから変換することなく、直接エクオールを摂取できるので、効果を実感しやすいのがメリットです。

エクオールサプリメントの選び方

エクオールの1日の摂取目安量は10mgです。

食品からの摂取と合わせて、1日10mgを超えられる量が含まれているサプリメントを選びましょう。

また、原料や製造方法などがはっきりとわかるような、安全性の高いものを選ぶのも重要なポイントです。

エクオールサプリメントの摂取方法

エクオールを摂取するときは、水または白湯で飲みましょう。

コーヒーやお茶、アルコールなどは、サプリメントに含まれる栄養の吸収を妨げる可能性があります。

摂取のタイミングはいつでもいいですが、エクオールは1~2日でからだから排出されてしまうため、毎日飲み忘れないようにしましょう。

また、エクオールサプリメントの効能を実感するのは、個人差があるものの、飲み始めてから約3か月~半年後といわれています。すぐに効果が出なくても、継続することが大切です。

 

女性ホルモンが減少する更年期には漢方もおすすめ

「更年期の男性化を止めたい」

「更年期の不調が起きにくい体質になりたい」

そんな方には、日本産婦人科学会も推奨している漢方薬がおすすめです。

医薬品として効果が認められている漢方薬は、不調の根本的な原因と体質改善に働きかけ、理想の健康へ導くことを目的としています。

更年期の不調を改善するには、

・冷えや加齢によるホルモンバランスの乱れを改善する

 ・血流をよくしてからだ全体に栄養を届ける

 ・自律神経のバランスを整える

などの働きをもつ漢方薬を体質に合わせて選びましょう。

漢方薬は心とからだのバランスを整えるので、産毛の剛毛化だけでなく、イライラや不眠、冷えなど、更年期のさまざまな不調に同時にアプローチしていきます。

バランスのとれた食生活や運動習慣を継続するのは大変という方でも、漢方薬なら毎日飲むだけなので続けやすいのも魅力です。

女性ホルモンが減少する更年期には、以下の漢方薬がおすすめです。

<女性ホルモンが減少する更年期におすすめの漢方薬>

・加味逍遙散(かみしょうようさん):体力中等度以下で、のぼせ感があり、気分の落ち込みやイライラなどの症状があって疲れやすい方に。

・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん):貧血やむくみ、めまいが気になる方に。

・女神散(にょしんさん):ホットフラッシュなどでのぼせやめまいがある方に。

漢方薬を選ぶ際の重要なポイントは、その人の状態や体質に合っているか、という点です。

うまく合っていないと、効果を感じられないだけでなく、場合によっては副作用が生じることもあります。

どの漢方薬が自分に向いているのかを見極めるためには、漢方に精通したプロの力を借りましょう。

「あんしん漢方」のようなAI(人工知能)を活用したオンライン漢方サービスに、一度相談してみるのもおすすめです。

「オンライン個別相談」を利用すれば、漢方のプロが個人に効く漢方を見極めて、お手頃価格で自宅に郵送してくれます。

相談はスマホで完結するので、対面では話しにくい悩みも気軽に相談できますよ。

●あんしん漢方:https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/

 

更年期の男性化を阻止しよう!

40代、50代になって、急に男性化が気になる原因は更年期かもしれません。

ひとりで悩まずに専門家に相談してみませんか?

エクオールや漢方薬を活用し、更年期も笑顔で過ごしていきましょう。

<この記事を書いた人>

あんしん漢方 ライター

円山 真由佳(えんやま まゆか)

医薬品登録販売者。ドラッグストアでの医薬品・化粧品販売を経て、市販薬の使い分け方を広めるべく執筆・情報発信を行う。美容薬学・アロマテラピーの資格を保持し、インナーケアや女性の不調ケアにも精通している。

表面的な悩みの奥にある潜在的な悩みをくみとり、対症療法ではなく根本改善を目的としたアドバイスを得意とする。

症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行っている。

●あんしん漢方(オンラインAI漢方):https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/

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