「きてる」ではもちろんありません。「企てる」の読み方、知っていますか?

2023.06.01 QUIZ

本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「企てる」です。

「企てる」の読み方は?

「企てる」または「企て」という言葉は、どこかで一度は耳にしたことのある言葉かと思います。とはいえ、パッとその漢字だけで表されたとき「あれ、なんて読むんだっけ?」と戸惑った人もいるのではないでしょうか。

まずは正解を見てみましょう。

正解は……

「くわだてる」です。

「企てる」とは

計画を立てる。計画を試みる。または、実行しようとする。

出典元:小学館 デジタル大辞泉

という意味です。

「くわだてる」という読み方は、「企」の訓読みです。「企」の読みは音読み「キ」と訓読み「くわだて(る)」、常用漢字表外の訓読み「たくら(む)」の3つです。覚えておきましょう!

上記辞書と、日本語・漢字検索サイト「漢字ペディア」によると、「くわだてる」という言葉は足をつま立てる意味の「くわたつ」から転じたものとされています。

この漢字そのものに、足をつま立てる意味があります。「企」は会意文字(2つ以上の漢字の字形・意味を組み合わせて作られた文字)で、「人」と「止(あしあと)」から成ります。この漢字は、人がかかとを上げていることを表しています。

「企」本来の意味は「つまだつ」(つま先で立つ)で、そこから、つま立ちして遠く望むこと、ひいて「くわだてる」意味を表すようになりました。

「企」がつく代表的な言葉である「企画」は、つま先立ちして遠くを眺める「企」と、田んぼに境界線を引くことから「土地を区切る」という意味を表す「画」をつなげた言葉で、「『じっと立ち止まり、背伸びをして遠くを眺め、未来を見通して正確に区切りをつけていく』ことを『企画』というようになった」とあります(出典元:あつじ所長の漢字漫談43 ペンギンたちの企画会議 | コラム | 日常に“学び”をプラス 漢字カフェ)。

 

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