「押印」おういん?簡単なのに読み間違える漢字10選(後編)
8・御利益
読み間違いの例
ごりえき
正しい読み
ごりやく
意味
利益(りやく)の尊敬語。神仏が衆生(しゅじょう)に与える利益(りやく)
例
御利益(ごりやく)のあるお札をお土産にいただいた。
説明
利益(りえき)という言葉があります。こちらは利得のことですね。「御」がついたら意味が変わります。神仏が私たちにくださるもの。読み方も「りえき」ではなく「りやく」となります。
9・雰囲気
読み間違いの例
ふいんき
正しい読み
ふんいき
意味
その場面またはそこにいる人たちの間にある一般的な気分・空気。周囲にある、或る感じ。ムード。
例
雰囲気の良いレストランですね。
説明
漢字をそのまま読めば間違いはないのですが、言いやすさから「ふいんき」と読む人も多いようです。また「囲」の字を「因」と間違えているという説も以前NHKで紹介されていました。
10・柔和
読み間違いの例
じゅうわ
正しい読み
にゅうわ
意味
性質・態度がやさしくおとなしいこと。
例
柔和(にゅうわ)な目をしている女性。
説明
「柔」は「柔道(じゅうどう)」や「柔軟剤(じゅうなんざい)」の「柔(じゅう)」なのでそう読む人が多いのでしょう。しかし「にゅう」とも読む漢字で「柔和」の場合は「にゅう」と読みます。
みなさん、どうですか?読み間違いというものは、誰にでもあることです。間違っていたものは、この機会にしっかりと覚え直すチャンスですね。
<<前編:「押印」は何て読むの?間違うと恥ずかしい読み方を一気にチェック!
文/松嶋有香
この記事は2019年5月に初回配信されました
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