「しせつ」じゃありませんよ! 「敷設」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「敷設」です。
「敷設」の読み方は?
「敷」といえば「敷く(しく)」や「屋敷(やしき)」といった言葉が浮かびますが、「敷設」の読み方は「しせつ」ではありません。
まずは正解を見てみましょう。
正解は……
「ふせつ」です。
「敷設」とは
広い範囲に設置すること
出典元:小学館 デジタル大辞泉
という意味です。
「敷」の読み方は訓読み「し(く)」の他に、音読み「フ」があります。「敷設」の他に「敷(フ)」と読む代表的な言葉には「敷衍」があります。「衍」がむしろ読めそうで読めない漢字に思えますが、「敷衍」は「ふえん」と読み、
おし広げ、行き渡らせること。転じて、わかりやすい言葉で詳しく説明すること。
出典元:フエン|言葉|漢字ペディア
という意味を表します。「衍」には広げるという意味があり、「布衍」とも書きます。
では「設える」はなんと読む!?
「敷設」の「設」は日常生活でも度々見かける漢字です。「設」がつく代表的な言葉には「設置」や「設計」「設営」「開設」などがあげられます。そんな「設」がつく言葉の中には、常用漢字表には認められていない読み方ではありますが、読めそうで読めない言葉があります。
「設える」をなんと読むか知っていますか?
「設える」という表現は、日常生活において一度は耳にしたことのあるはずです。
「設える」は
1 こしらえ設ける。備えつける。
2 部屋などを整え、飾りつける。出典元:小学館 デジタル大辞泉
という意味です。
正解は……
「しつらえる」です。
「設」の読み方は
- 音読み セツ(常用漢字表外)セチ
- 訓読み もう(ける)(常用漢字表外)しつら(える)
です。
「セツ」と「もう(ける)」という読み方は必ず押さえておきましょう!
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