「しせつ」じゃありませんよ! 「敷設」の読み方、知っていますか?

2023.07.04 QUIZ

本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「敷設」です。

「敷設」の読み方は?

「敷」といえば「敷く(しく)」や「屋敷(やしき)」といった言葉が浮かびますが、「敷設」の読み方は「しせつ」ではありません。

まずは正解を見てみましょう。

正解は……

「ふせつ」です。

「敷設」とは

広い範囲に設置すること

出典元:小学館 デジタル大辞泉

という意味です。

「敷」の読み方は訓読み「し(く)」の他に、音読み「フ」があります。「敷設」の他に「敷(フ)」と読む代表的な言葉には「敷衍」があります。「衍」がむしろ読めそうで読めない漢字に思えますが、「敷衍」は「ふえん」と読み、

おし広げ、行き渡らせること。転じて、わかりやすい言葉で詳しく説明すること。

出典元:フエン|言葉|漢字ペディア

という意味を表します。「衍」には広げるという意味があり、「布衍」とも書きます。

では「設える」はなんと読む!?

「敷設」の「設」は日常生活でも度々見かける漢字です。「設」がつく代表的な言葉には「設置」や「設計」「設営」「開設」などがあげられます。そんな「設」がつく言葉の中には、常用漢字表には認められていない読み方ではありますが、読めそうで読めない言葉があります。

「設える」をなんと読むか知っていますか?

「設える」という表現は、日常生活において一度は耳にしたことのあるはずです。

「設える」は

1 こしらえ設ける。備えつける。
2 部屋などを整え、飾りつける。

出典元:小学館 デジタル大辞泉

という意味です。

正解は……

「しつらえる」です。

「設」の読み方は

  • 音読み セツ(常用漢字表外)セチ
  • 訓読み もう(ける)(常用漢字表外)しつら(える)

です。

「セツ」と「もう(ける)」という読み方は必ず押さえておきましょう!

 

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