「がいれんみ」ではありません。「外連味」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「外連味」です。
「外連味」の読み方は?
「そとふれみ」「がいれんみ」などと読んだ人がいるかもしれませんが、残念ながらそれは不正解。「外連味」の読み方は、どこかで一度は耳にしたことがあるはずです。
まずは正解を見てみましょう。
正解は……
「けれんみ」です。
聞いたことはあるけれど、意味まではしっかり把握していないという人も少なくないのではないでしょうか。
「外連味」とは
はったりを利かせたりごまかしたりするようなところ。
出典元:小学館 デジタル大辞泉
という意味です。
例文には「外連味たっぷりの芝居」「外連味のない文章」などがあげられます。
「外連」という言葉に
①浪花節や義太夫節などで正法を破って客に受けるように語ること。また、歌舞伎などで、俗受けするような演出や演技。
②ごまかし。はったり。出典元:金田一春彦・金田一秀穂編『学研 現代新国語辞典 改訂第四版』(学研教育出版、2010年)
という意味があります。
「外」がつく読めそうで読めない言葉
「外」には
- 音読み ガイ・ゲ(常用漢字表外)ウイ
- 訓読み そと・ほか・はず(す)・はず(れる)(常用漢字表外)と
と、さまざまな読み方があります。
そんな中でも「え、漢字でこう書くんだ!」と驚かされる言葉がありました。答えを知ると納得の漢字ではあるのですが、「外方」を何と読むか、知っていますか?
「そとかた」でも「がいほう」でもありません。
ですが「外方」が表す意味、または例文を読むと読み方が思い浮かぶはずです。
「外方」は「よそのほう。ほかのほう」という意味です。例文には「外方を向く(賛成や協力をしない)」があげられます。
正解は……
「そっぽ」です。
日常生活でも耳にする表現かと思います。漢字で表すと「外方」になるんですね!
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