
40代の「きちんと美くるりんぱ」、100均のアレで5秒でできます!
40代は、若い子のようなゆるふわアレンジがとたんにオバサンのボサボサ髪に見えてしまいます。だからといってタイトにひっつめれば、よけいにオバサン見え。
また、こう雨の日が続くと、髪がまとまらない!と悩む人も多いのではないでしょうか。
湿気でぼわぼわ、ちりちり状態になるとおブス髪に。見た目印象が悪くなるのは避けたいですよね。
朝は時間がないし、アレンジ下手だから……という人もバラエティショップや100均で売っているアレンジグッズを使えば大丈夫!
忙しい朝でもプロっぽいアレンジが簡単にできるので、ぜひ試してください。
「くるりんぱ」はスティックを使って時短
ひとつ結びよりもちょっとおしゃれで、凝ったように見える「くるりんぱ」は、オフィスでも好感度の高いスタイルです。
結び目の上に穴をあけて毛束を通す工程を助けてくれるのが、「アレンジスティック」と呼ばれる輪っかがついたもの。これは、針穴に糸を通すときの糸通しのような役割をしてくれます。
バラエティショップで購入したアレンジスティック。輪っかが小さいものもあるので、毛量や用途に合わせて選んで。
使い方はとっても簡単。ゴムの上にスティックをさし、輪っかのなかに毛束を通して引き抜くだけです。
①ゴムの上にスティックをさします。
髪をひとつにまとめたら、ゴムの上にスティックをさします。真ん中よりもずらしてさし込むと、毛束を引っ張ったあとにできるへこみが目立たない。
②輪っかの中に毛束を通してスティックを引っ張る。
結んだ毛束を輪っかの中に通したら、グイッとスティックを下に引っ張ります。
③くるりんぱができました!

スティックを引き抜くと両側の毛束にねじれができ、くるりんぱに。あとは毛束をつまみ出してくずせば完成。

仕上がりがこちら。きれいなくるりんぱヘアができました。
簡単といいましたが、毛量が多い、剛毛の人はひとつに結んだ状態ではやりづらいかもしれません。毛量が多い私は、スティックを引っ張ってもなかなか毛束が穴の中に通ってくれず苦戦しました。

引っ張ってもびくともしない剛毛&毛量の多い髪。スティックが折れそうであきらめました……。
そこで、毛量が多い人は分割して結ぶことをおすすめします。全体を3分割にして、サイドの髪だけを結んでくるりんぱにします。これは、アレンジスティックを使わない場合も同じ。ひとつで結ぶとねじれる毛束が分厚くなり、バランスが悪く見えてしまうのです。
①全体を3分割にする。

両サイドと後ろで分けるよりは、全体を3等分にするほうがバランスよく決まります。人によってサイドの毛量が少ない人もいるので、耳後ろで分けたほうがいいことも。自分の毛量を見ながら分けて。
②サイドの髪を低い位置で結ぶ。

両サイドの髪を後ろでひとつにまとめ、ゴムで結びます。このとき、なるべく低い位置(ぼんのくぼあたり)で結びましょう。
③スティックをさし込み、毛束を通して引き抜く。

サイドの髪を結んでいるので、真ん中はあいた状態です。そこにスティックを入れて輪っかの中に毛束を通し、引き抜きます。
③くるりんぱの毛束と残りをあわせて結ぶ

スティックを引き抜いた状態。ほどよいねじれができました。

ねじれ部分から毛束をつまみ出してくずしたら、残りの髪をあわせて結びます。毛量が多くてもスッキリとまとまりました。
ゴムを隠すおしゃれテクにも活用
ひとつ結びもゴムを隠すだけでアレンジ上手に見えますよね。ただ、巻きつけた毛束をピンで留めるのは意外と難しいもの。ピンが見えてしまってはせっかくのワザも台無しですからね。
でも、アレンジスティックがあれば大丈夫! ピンなしでできちゃうんです。
<基本のゴム隠し>
髪をひとつに結んだら、ゴムの上にスティックをさします。このとき、スティックの先が外に出ないよう。毛束の中に入れ込むのがポイントです。
これはNG

スティックの先が飛び出した状態だと、毛束を引き抜いたときに毛先が出てしまうおそれがあります。
①スティックはゴムの下に通すようにさし込みます。
②結んだ毛束の下(首側)から、ひと束とってゴムに巻きつけます。
③毛先を輪っかの中に通し、スティックを引き抜きます。

毛先が毛束の中にしまわれた状態。ピンを使わずにキレイにできました。
<玉ねぎ風ゴム隠し>
ヘアアクセなしでも華やかに見える、ひと手間加えたゴム隠し方法です。「ひと手間」といっても難しいテクニックではないので、ぜひトライしてください。
①中央にスティックをさし、表面の毛束を通します。

ひとつに結んだら、ゴムの上にスティックをさすのは同じ。このときも、スティックの先が飛び出ないよう、毛束の中に入れ込んで。
②スティックを引き抜く。

くるんと毛束が丸まった状態に。毛先を引っ張りすぎないように注意。
③両サイドも同様に。

左右にもスティックをさし、表面の髪を通して引き抜く。表から見える場所だけでOK。

スティックを引き抜いたら、毛束を少し引き出して形を整えます。
シュシュをつけたような可愛らしいスタイルが完成。

ふんわりと見えるように、毛束を少しずつつまみ出して仕上げます。
「ねじねじピン」を使って崩れにくいおだんごヘアに
お仕事ヘアの定番のひとつ「おだんご」。無造作にはできないので、しっかりとピンで留めたいところですが、このピンが難しいですよね。しっかりとさしたつもりでも、時間がたつと浮いてきて崩れてしまうこともしばしば。
そこで使いたいのがらせん状になったピンです。

これは飾りがついたものですが、シンプルな黒のタイプも売っています。
このピンも使い方は簡単です。巻きつけた毛束の上下からさし込むだけ。
時計まわりにくるくると回し入れていきます。

ひとつに結んでから、毛束を巻きつけておだんご状にします。まずは上からピンをさし込みます。このとき、頭皮側の毛束とおだんごの毛束をはさみ込むようにするのがコツ。

次に下からさし込みます。毛先を中に入れて、頭皮側の毛束とおだんご側の毛束をピン先ではさんだら時計回りにくるくるとまわしていくだけ。

ピタッととまりました。

シャツなどキリッとした服にもマッチするおだんごヘアが完成。もちろん、およばれヘアにも活用できます。
不器用だからとアレンジをあきらめる前に、便利グッズに頼ってみてはいかがでしょうか。
バラエティショップやドラッグストア、100円ショップなどには今回紹介したグッズ以外にもアレンジの工程をラクにしてくれるものが豊富に揃っています。立ち寄った際にはチェックしてみてください。
●協力/桐山弘一
現在、フリーランスの美容師として活動。
ヘアアレンジも得意で、インスタグラムやブログでも詳しく紹介し
http://hirokazukiriyama.com/
スポンサーリンク
【注目の記事】
- 白髪染め迷子だったアラフィフ編集部員が体験。パサつく、色が抜ける・・・ホームカラーのイメージを覆す“クレイパック着想”の白髪染め 驚きの染まりとツヤのワケとは
- 「髪が傷む」「すぐ色落ちする」「染まりムラがある」セルフの白髪染め悩みを解消する次世代のカラー剤。「美容パック」でおなじみのクレイを使った白髪染めとは!?【白髪ケアのプロ×研究員対談】
- 「お値段にも納得いく手応えです」あのシーズ・ラボのサロンケアが「本当に自宅でできてしまう」1台13役の最新鋭※マルチ美顔器の「ほんとにすごいところ」とは
- 美味しさの決め手は植物油!~油の達人に聞く植物油の魅力 vol.9/@和乃食 ここから【オリーブオイル、サラダ油、菜種油】
- 「急に老けた!?」と悩む40代、50代必見! 編集部員がリアルに実践「毎日キレイを保つ」お手入れ法
- 白髪に悩む40-50代女性が「泡クリーム」タイプの白髪染めをセルフでお試し!「もっとはやく使えばよかった」後悔の理由とは?
- 美味しさの決め手は植物油!~油の達人に聞く植物油の魅力 vol.8/@サンジャン・ピエドポー【オリーブオイル、キャノーラ油】