15か月かけて、歯列矯正が終わりました。でも、これで「終わり」じゃなかった!【更年期50代のアフタヌーンエイジ日記・】♯35

こんにちは、オトナサローネ編集部井一です。この連載は22年4月、51歳にして歯列矯正をスタートしたことから経過報告のために始めたのですが、ついに。23年7月にワイヤーが外れました!

【連載・更年期50代のアフタヌーンエイジ日記・】♯35

予告よりも少し早くワイヤー装置が外れました!

1回目記事では「100万円と2年間かけて矯正スタート」と書いていますが、実際のところは15か月で第一ラウンド終了でした。オールインクルーシブなのでフィーは最初に払ったもの以外は発生せず、めでたくワイヤー装置がはずれ、爽快です!

1回目記事▶『40代50代で歯列矯正を迷う人が「いま始めたほうがいい」これだけのワケ』

私がお世話になっているのは東京・秋葉原の白石矯正歯科医院。本件はインフルエンサー向けサービス的なものは一切なく、私は検索に検索を重ねて白石先生にたどり着いて自腹で粛々と治療を受けています。

 

この間に記事を読んで、近しい友人とそのお嬢さんが記事を同じ白石矯正歯科で矯正をスタートしました。また、私の娘(5年生)も準備矯正を目指してブラッシング指導を受け始めましたが、なかなかチェックをパスせず矯正をスタートできなかったりと、周囲にもちょっと変化がありました。その娘にせよ、4年のときは明らかに自力でブラッシングできなかったのですが、最近ではかなり頑張れるようになり、1年は短いようで結構いろいろ起きるものだと感じます。

 

改めて、歯列矯正はどう進むのか?話には聞いていたけれど

白石先生は痛みの少ないフルパッシブ矯正という、よく新しめの理論として「デーモンシステム」という矯正を聞くと思いますがその親類のようなスタイルをとっています。実際、私は「ワイヤーの金具が当たって口内炎」というパターン以外の、歯を動かす痛みはまったく感じませんでした。

ところが、上記の友人に「痛くなかったでしょ?」と聞いたら全然そんなことはなく、下の歯にかなり叢生があったためワイヤーの交換のたびに結構痛いとのこと。彼女が矯正スタートしてからまだ一度も会えていないのでそろそろランチをしましょうね。

 

さて、歯列矯正がどう進んだのかのお話です。

 

いちばん最初の装着日には、歯にブラケット、白いコマを接着します。このコマは最後の仕上がりをイメージして「動いたあとの位置」に接着されるので、歯科医師の力量がいちばん出る部分。そのブラケットにワイヤーを通して矯正スタートです。

 

このワイヤーの力で歯の位置を動かしていきます。ワイヤーは月に1回ペースで交換、どんどん太いものに変えていって力のかけかたを調節します。

 

歯がかなり並んだら、ワイヤーの上と下に小さな輪ゴムをかけて微調整に入ります。私の場合、ゴムは10か月めからの装着で、5か月続けました。途中1回ゴムの太さが代わりました。

 

歯並びがどう変化したかについては、のちほど詳しい写真を送ってもらえる予定なので、次回以降にそれをお示ししながら説明します。

 

「ワイヤーが外れたから終わり」ではなかった!約2年続く「リテイナー」期間はダイエットになりそう…

上の歯のリテイナー

3月にワイヤーが外れたママ友が「まだリテイナーに慣れなくて」と教えてくれました。矯正が終了してから2年ほどは歯が戻ろうとするため、食事のとき以外は「リテイナー」という戻り防止装置を上と下の歯それぞれに装着して生活します。特にワイヤーを外して3か月ほどは戻る力も最強なので、ママ友いわく「うっかり数時間外していると再装着した瞬間に結構な違和感があるくらいの戻りっぷり」なのだそう。

 

クリニックによってはインビザラインそのものをリテイナーとして作成支給されるケースもあるようですが、私の場合は金属部分のついたハードめなアイテムでした。ママ友も同様に金属のあるリテイナーでしたが、構造はかなり違います。いろいろな方針があるみたいです。

 

このリテイナーがたいへんな曲者! 舌側に出っ張っている部分が大きいので、慣れるまではしばらくフガフガと発音が不明瞭になります。針金部分もあるので舌の位置を決めるまでは口内炎も頻発しそう。1日22時間くらいはつけている前提なので、会議や打ち合わせがあるときにすっと外してケースにしまっておいて、終わったらすぐにトイレに駆け込んで装着します。

 

曲者ですが、メリットもあるそうです。ママ友いわく「つけたまま食べることができない、食べると明らかにリテイナーを嚙み割る感覚があって自制が働くので、おやつを全然食べなくなって体重が減った」。本当!!!??? でも、私はそれでも食べちゃうんじゃないかな……と思っていたのですが。

 

いやそんなことはなかったね。本当に心底めんどくさいし、自分の不手際で壊した場合は自費で作り直しなので、絶対嚙み割りたくない。だからおやつも食べなくなります。コロナ禍のマスクに乗じて歯列矯正を始めるチャンスと言う記事を1年前のスタート時に数本書きましたが、「コロナ太りの解消にもすごくいいかもしれない」という結論まで出そうです!

 

次の話>>>歯列矯正終了から1年、歯のホワイトニングにトライ中!お値段以上「やってみてよかった」歯のケアとは?

前の話<<<半年たってわかった。50代が選んだ歯列矯正は「本当に痛みがない」ものかどうか

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク