
「じゃくらん」ではありません。「霍乱」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「霍乱」です。
「霍乱」の読み方は?
「霍」の部首は「隹」です。「隹」を含む代表的な漢字には「雅」「雇」「雑」「集」などがあげられます。その中に「雀」という漢字もあります。
「雀」は鳥の「すずめ」を表す漢字で、訓読みで「すずめ」、音読みで「ジャク」と読みます。
「霍乱」の「霍」と「雀」は似ていますが、読み方は共通していません。「霍乱」を「じゃくらん」と読むのは間違いです。
正解は……
「かくらん」です。
「霍乱」は現代ではあまり聞き馴染みのない言葉かと思います。
「霍乱」は
漢方で、日射病をさした語。また、夏に起きやすい、激しい吐き気・下痢などを伴う急性の病気をいった。
出典元:小学館 デジタル大辞泉
という意味です。
これも「霍乱」同様に、あまり聞き馴染みのない言葉だと思いますが、「鬼の霍乱」ということわざがあります。これは、ふだんきわめて健康な人が珍しく病気になることをたとえたものです。
また“日射病”という表現に懐かしさを感じる人もいるかもしれません。近年は熱中症と表されることが一般的ですが、調べてみたところ日射病という表現がなくなったわけではないことがわかりました。
日本医学会によると、熱中症は強い直射日光や高温多湿な環境下に長時間いることで発生する症状の総称であり、日射病やよく似た言葉の「熱射病」は熱中症の分類の一つです。
日射病が「強い直射日光を受けたために起こる病気」である一方で、熱射病は
高温多湿な環境下に長時間いたときなどに、身体の熱の放散が困難となり、体温が上がりすぎて起こる病気。不快・頻脈・頭痛・意識障害などが現れる。
出典元:小学館 デジタル大辞泉
を意味します。
いずれも熱中症の重症に分類されます。
参考文献
- 日本医学会 医学用語辞典 WEB版:整理された用語<熱中症に関連する用語>
- 医師が教える熱中症の基礎知識 | 熱中症ゼロへ – 日本気象協会推進
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