「このペン1本買ったら人生激変」と話題……「どう書いてもプロ級にしか書けない」ハンドレタリングペンを買わないと損
シルバーウィークの贈り物。ハロウィンのプレゼント。そしていよいよやってくるクリスマス。秋から年末にかけてのグリーティングシーズン、プレゼントは用意したのに、ぴったりのカードが手元になくて慌てたことがありませんか? 私は先週やらかしました。
というか、そもそも「カードは買うものだ」と思っていますよね???
でも、たった1本のペンを入手するだけで、こんなに「気持ちが伝わる」カードが自分で作れるだなんて。
「おめでとう」「ありがとう」身近な方へのお祝いやお礼のひとこと、大切な人への感謝の気持ちの伝え方として、いま「手書き」のカードが注目を集めます。自分で作ったカードを売ることもできるレベル、1本買って練習するだけで「もうカードは買わなくていい」ハンドレタリングのペンとその作例をご紹介。
108色もある!「ブラッシュペン」に「水筆」をプラス。ハッピー感満載のカードが手作りで!
【使用するペン】
カジュアルにハンドレタリングを始めるにはブラッシュペンがおすすめ。入手しやすく気軽に使え、筆芯ならではの自在なラインが楽しめます。おすすめが、トンボ鉛筆のデュアルブラッシュペン ABT。しなやかでコシのあるブラッシュ(筆)芯と細芯のツインタイプで、これ1本で太細自在のラインが描けます。全108色の豊富なカラー展開も魅力。1本330円(税込み)
【水筆(平筆)】
手軽に水彩表現ができる、本体軸に水を入れて使う水彩画用の水筆ペン。水彩画で描くような濃淡のグラデーションが表現できます。550円(税込み)
【POINT】
色をのせるときは、水をたっぷり含ませると、水彩画のような優しいタッチに。ポストカードは水彩紙やケント紙、和紙を使って。
使用したペン/ABT 885、379、312、528、水筆(平筆)
【PROCESS】
01 クリアファイルをパレットがわりにして、カラーブレンディングをする。ABTの885、379、312のインクをファイルの上にとる。
02 水筆を使って、水とそれぞれのインクを混ぜる。水は多めにするとよい。
03 ポストカードに水筆で、ランダムに背景の色を入れていく。感覚的でOK。まずはいちばん薄い色(312)から始める。
04 379、885を同様に水筆で入れていく。最初に入れた色と交差するように。
05 ABTの528のブラッシュ芯で、メッセージの「happy birthday」を書く。
06 勢いよく、ワンストロークで書くのが、上手に見せるポイント。
【MORE INFORMATION】
・文字は思い切り、勢いよく、スピーディーに書き上げるのがコツ。
・背景はたくさん色を入れたくなるけれど、余白を適度に残すこと。
おなじみ「筆ペン」に「ブラッシュペン」を組み合わせ。無敵のサンキュータグ、これ本当に手作り?
【POINT】
インクのグラデーションを作るときは、水の量が肝心。水は少なすぎでもよくないけれど、多すぎる場合もNG。ティッシュでオフして。
使用したペン/ABT 515、685、535、725、筆之助しっかり仕立て
【筆之介しっかり仕立てとは?】
ABT同様にブラッシュペンのおすすめペン。ABTよりも細めの線の筆文字がサインペン感覚で書けます。「しっかり仕立て」と「しなやか仕立て」の2種あります。1本165円(税込み)
【PROCESS】
01 相性のよさそうな3色を選ぶ。クリアファイルをパレットがわりにして、今回はABTの515、685、535のインクをファイルの上にとる。
02 アトマイザーなどで水を吹きかけ、ファイルをひっくり返して、小さく切った画用紙に押しつけ、指でトントンしながら色をまぜる。
03 水が少なければ、もう一度水を吹きかけ、水が多すぎれば、ティッシュペーパーでオフする。
04 乾いた画用紙と同じサイズに切ったトレーシングペーパーを重ねる。さらにハトメパンチで穴を開け、ハトメをつける。
05 トレーシングペーパーに筆之助しっかり仕立てで、「thank you♡」の文字を書く。
06 ABTの725の細芯で、トレーシングペーパーの裏側からハートマークの色を塗る。最後に穴にリボンを通す。
【MORE INFORMATION】
・文字の書体は、好みでOK。書体しだいで、雰囲気が変わります。
・インクのグラデーションは、ほかの色を使っても。3色ブレンドすると◎。
【もっと詳しく知りたい方へ】
いかがでしたでしょうか、素敵なハンドレタリングの世界。こちらで紹介したものを含め、基本書体の書き方、さまざまな作品・作例などのハンドレタリングの基本と応用が掲載された入門書「カジュアル ハンドレタリング ライフ」が書店・ネット書店にて絶賛発売中です。ぜひお手に取ってご覧になってみて下さい。また監修のトンボ鉛筆 Fun Art Studioサイトでもハンドレタリングの魅力についてたくさんのコンテンツが用意されています。こちらもぜひチェックしてみてください。https://tombow-funart.com/
タイトル:カジュアル ハンドレタリング ライフ
監修:FUN ART STUDIO(トンボ鉛筆)
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仕様:B5判・144ページ
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