コラーゲンのウソ・ホント!知らないと損する、ツヤ肌キープの秘訣

ちゃんと知ってる? コラーゲンのウソ・ホント

イラスト/lely

コラーゲンの正しい知識を、クイズ形式でご紹介します。
自分の知識があっているか確認しながら読んでみてくださいね。

Q1.コラーゲンの減少は肌の老化の原因になる

【A】ホント
コラーゲンは、肌のハリや弾力を維持するのに欠かせない成分です。
よって、コラーゲンの減少は、シワやたるみなどの肌の老化原因のひとつになります。

Q2.コラーゲンの多いものを食べると肌がツヤツヤになる

【A】ウソ
コラーゲンは、摂取後に一度低分子のアミノ酸やコラーゲンペプチドに分解されてから、体内で新しく合成されます。
大量に摂ってもすべてが体内でコラーゲンになるわけではないため、豚足やふかひれなどのコラーゲンが多いものをたくさん食べても、絶対に肌がツヤツヤになるとは限りません。
ただし、コラーゲンを摂取すると「肌の水分量」が増加しやすいため、肌のツヤが増して見えることはあるでしょう。

Q3.コラーゲンはできるだけたくさん摂取したほうがいい

【A】ウソ
ひとつ前の問題の通り、コラーゲンは大量に摂ったからといって、必ず体内で増えるものではありません。
逆に、コラーゲンの過剰摂取は、からだに負担をかけて消化不良やむくみ、頭痛などの症状を起こすことがあります。
コラーゲンの1日の摂取目安量である5〜10gを守りましょう。

コラーゲンの効果的な取り入れ方

イラスト/lely

コラーゲンを効果的に取り入れるための3つの方法をご紹介します。

1.コラーゲンペプチド(加水分解コラーゲン)を選ぶ

摂取したコラーゲンの一部は、アミノ酸まで分解されずに、コラーゲンぺプチドの状態で体内に吸収されることがわかっています。
コラーゲンペプチドのサプリメントやドリンクを選ぶことで、吸収率が高くなる可能性があります。

2.ビタミンCや鉄分といっしょに摂取する

ビタミンCや鉄分は、体内でのコラーゲンの合成に必須の栄養素です。
コラーゲンを摂取する際は、ビタミンCや鉄分がいっしょに入っているものを選び、新しいコラーゲンの合成を促しましょう。

3.ヨーグルトといっしょに摂取する

ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、腸内環境を整えてコラーゲンの吸収をよくする効果が期待できます。
また、コラーゲンペプチドとミルクセラミドが入ったヨーグルトの摂取で、紫外線による赤みや色素沈着などが抑制されたという試験結果が報告されており、コラーゲンとヨーグルトの組み合わせは紫外線ダメージを防げる可能性も出ています。
コラーゲンとヨーグルトをいっしょに摂ると、摂取したコラーゲンの吸収率アップと、紫外線による肌のコラーゲンの破壊防止の相乗効果によって、肌のコラーゲン量が増えるかもしれません。

▶【つづきを読む】肌ツヤアップにはコラーゲン+αで相乗効果を狙うには?
後編の記事はこちら

 

<この記事を書いた人>

あんしん漢方 ライター
円山 真由佳(えんやま まゆか)


医薬品登録販売者。ドラッグストアでの医薬品・化粧品販売を経て、市販薬の使い分け方を広めるべく執筆・情報発信を行う。美容薬学・アロマテラピーの資格を保持し、インナーケアや女性の不調ケアにも精通している。

表面的な悩みの奥にある潜在的な悩みをくみとり、対症療法ではなく根本改善を目的としたアドバイスを得意とする。

症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行っている。


●あんしん漢方(オンラインAI漢方):

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