
間違えている人が多い!「施行」の本来の読み方は「せこう」「しこう」どっち?
さまざまな種類と読み方がある漢字。中には、組み合わせた漢字が一字違うだけで読み方が変わってしまう紛らわしい漢字もあります。
本記事では、意外と読めない漢字のクイズを出題します。
本記事で紹介するのは「施行」です。「施行」の本来の読み方、知っていますか?
「施行」に
- せこう
- しこう
の2種類の読み方が浮かんだのではないでしょうか?どちらも正しく、どちらも間違っている・・・そんな気がしてしまいます。
「施行」が読み間違いやすい背景には、1文字違いの「施工」があります。それについて説明する前に、まずは正解を発表します!
正解は「しこう」です。
「施行」とは
1 実際に行うこと。政策・計画などを実行すること。実施。せぎょう。しぎょう。
2 法令の効力を発生させること。せこう。引用元:小学館 デジタル大辞泉
を意味します。
辞書には
- しぎょう
- せぎょう
- せこう
の読みがありますが、「しこう」が一般的な読み方です。
専門家などの間では「せこう」と読む慣用もあるようですが、公共放送を担うNHKでは本来の読みである「しこう」で統一されています。
なお「せこう」と間違われやすい理由は「施工」にあります。
「施工」とは
工事を実施すること
引用元:小学館 デジタル大辞泉
のこと。
「施工」も、「しこう」「せこう」どちらでも読めますが、「せこう」の補足説明には“工事関係者などの間で慣用的に使われる。また、「施行(しこう)」と区別して、一般でも言うことがある”とあります。
「施行」も「施工」も、「しこう」「せこう」どちらで読んでも意味は変わりませんが、「施行(しこう)」と区別するために「施工(せこう)」と読むのが一般的のようです。
頭がこんがらがりそうですが、
- 政策なら「施行(しこう)」
- 工事なら「施工(せこう)」
と覚えてしまいましょう。
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本記事は2020年1月に初回配信されました
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