ひとくち飲んで「ウマッ!」と驚いた新ドリンクがこちら…
東京・丸の内国際ビルヂング地下1階の一角にある丸の内タニタ食堂。「こんなに食べても500kcal?」と驚愕する定食メニューが日替わり、週替わりでいただけます。先週9月2日(土)までは、大手豆乳メーカーのマルサンアイとコラボした豆乳メニューが週替わりで楽しめたのですが…
ここで使われている豆乳がすばらしかったのでご紹介せずにはいられないのです。
私個人の話をすると、私の腸内細菌は豆乳との相性が驚くほどよいようで、「豆乳さえ飲んでいればお通じが整う」体質です。秋冬はドリップコーヒーに豆乳をドバッと注いだソイラテを常飲していますが、この間はだいたい調子がすっごくよいです。
ただし、ソイラテとして飲むので、意外にコーヒーの味と豆乳の組み合わせがよかったり悪かったりします。これまでは近所のスーパーで一番よく売っている成分無調整を愛用していました。比較的甘味が軽く、まめまめしいけれど青臭さのない、コーヒーの酸味と相性がいい豆乳です。
でもね。
これ、すごくないですか、マルサンアイの成分無調整豆乳。タニタカフェとのコラボ商品ですが、まず有機JASマークつきオーガニック。
そして、さりげなく大豆固形分10%と書かれています。この濃度が高いほど豆の恵みをたっぷり受け取れるわけですが、個人的にはあんまり高いと舌ざわりがもったりする印象でした。
でも、これ大豆固形分10%なのにさらっさら。ストレートで飲む人はもちろん、繊細な浅炒りコーヒーでソイラテを作るのが好きな人も、このさらさら具合なら「なんだかコーヒーの味が消えた……」というアレがない。
そもそもタニタカフェとのコラボ商品ですから、この豆乳は「カフェで料理の材料として使う」前提で作られていることでしょう。組み合わせ相手を引き立てるこのデキのよさは、ある意味当然。
「オーガニック」「タニタカフェ」と書かれたこのパッケージ、売り場でも「どれだっけ」と見失いません。
と、ここまで書いてきましたが、
この新製品の神髄、私は調製豆乳だと思いました。
先に無調整豆乳を飲んだあと、調製豆乳を一口飲み、その瞬間「なにこれウマッ!?!」とオバサン丸出しで口走って、隣にいた同僚の失笑を買いました。
まあ、びっくりすると、材料名のところを見ますよね。するとなんということでしょう、材料が3つしか書いていない。有機大豆、オーガニックシュガー、食塩。
えっ、オーガニックシュガー?
原料がシンプルなものはおいしい?
私は結構なマニア体質で、物産店に並んだ醤油を左から全部買ったりするのが大好きです。結果的に「原材料名に書いてある材料がシンプルなものほどおいしい」と感じています。同意も反論もある意見だと思いますが、私はそう思う。
この観点からすると、この調製豆乳は間違いなく「おいしいやつ」でしょう。
まず、甘さに嫌味がない。甘ったるくもないし、ねっとりもしていない、さらりと素直ですっきりとした甘味です。そして、まろやかなコク。よくよく見ると「フランス産ロレーヌ岩塩使用」とある。岩塩は一般に、いわゆる海塩に比べ塩味がシャープで、相手の味を引き立てる塩と言われます。まさにその通り。
無調整豆乳が売り切れていて、調製豆乳を買ってソイラテにすることもあります。が、あの甘ったるさがいまひとつ、思っていました。でも、この味なら私はこっちを買いたい。というか、この調製豆乳はこれ1本で飲みたい何か。これまで私にとって「割って飲む材料」だった豆乳が、メインの飲み物に昇華した瞬間です。なお、言うまでもなくこちらもオーガニック。
余談なんですが、調製豆乳と無調整豆乳、もう一つの大きな違いは「製」か「整」の字にあるなんて知ってました? ちょっとこのパッケージの「セイ」の字、よく見てみてください。びっくりしません?(そして記事中に誤字があったらひっそり教えてください…)
不安になることがあるとすると
ちょっと不安なのが、微妙にスーパーが少ない私の家(代々木)の近所でこの豆乳が買えるかな?という点なのですが、聞けば今回は大型スーパーに入荷があるとのこと。コンビニでデイリーに買うにはちょっと時間がかかりそうですが、でも、期待してお待ちしています!
タニタカフェ®監修 オーガニック調製豆乳(写真左)
タニタカフェ®監修 オーガニック無調整豆乳(同右)
2017年9月12日発売予定
希望小売価格 1000ml 320円 200ml 110円(ともに税抜き)/マルサンアイ
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