「そとため」ではありません。「外為」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「外為」です。
「外為」の読み方は?
「外為」の読み方はある言葉の俗称です。俗称とは「世間で通っている、正式でない呼び名」を表します(出典:小学館 デジタル大辞泉)。
「外為」のもととなる言葉は「外国為替」です。ただし、「為替」と表した時の「為」の読み方と「外為」と表した時の「為」の読み方が異なることに注意が必要です。
まずは正解を見てみましょう。
正解は……
「がいため」です。
なお、「外国為替」も「外国為替手形」の略称です。
「外国為替」とは
1 通貨を異にする国際間で、債権者と債務者の間の貸借の決済や送金を現金の輸送によらずに電信為替・荷為替手形などを用い、支払い・取り立ての指図によって行う方法。
2 一般に、円とドル、円とユーロなど、異なる通貨を交換すること。外貨を売買すること。出典:小学館 デジタル大辞泉
という意味です。
「為」という漢字は音読み「イ」の他に複数の訓読みがありますが、そのいずれも表外読みです。「為」は表外読みの訓読みで「な(す)・す(る)・ため・つく(る)・な(る)」と読みます。
「為替(かわせ)」という読み方は、漢字2文字以上をまとめてそれに日本語1語を当てて読む「熟字訓(じゅくじくん)」です。「為」だけで「か」や「かわ」と読むことはありませんので注意してください。
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