ひみつの社内不倫、10歳年下の慶應ボーイに溺れたハイスペ女性の末路は…。メガバンク編【前編】
車内で二人きり。彼が出した提案とは?
真由さんの取引先へ、葵さんも帯同訪問することになりました。久々に営業車を運転することに不安を抱いた真由さんの運転手を、葵さんは買って出てくれたのです。
出発して、首都高を走り出しました。東京の空は深い青で、ほとんど秋の空を思わせました。
「『ドライブデートみたいですね』と言われた時、何て返したら良いか分からなくて。私は子供が二人いる身ですし。無言でいると、「真由さん。僕がB社の案件決めたら、奢ってくれますか?」と言われたんです。それくらい良いかと思って、承諾しました」
彼は「課長には寿司を奢ってもらおうかな~」とふざけた様子だったので、真由さんは半分冗談と捉えていました。
数日後、彼は異例のスピードでB社の大口案件を決めることになりました。「今期の表彰は間違いなし。おめでとう、葵!」と店中が湧く中で、彼は真由さんに言いました。
「約束でしたよね。飲みに行きましょう?」
十歳下の彼からの誘い、真由さんの返事は……
この記事は
作家・ライター
綾部まと
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