若い身体の魅力に抗えない…11歳下男性との職場不倫の末路
抱かれることで回復していく、女性としての自信
「若い人ってこんなにパワフルなんだ! ってびっくりしました。夫は同年代で、もともと淡白だったのが年齢とともに拍車がかかっていますし、これまでの相手も年上ばかりだったせいか、まったりとしたセックスを時間をかけてしていたんですが、20代の男性ってすごいですね。勢いがまったく違うし、すぐ回復しちゃう。かぎられた時間で3回も4回も求めてくるんです」
その新鮮さを一度味わってしまうと、忘れるのはむずかしい。ホテルで会うたびに、モトコさんは自分の内面も変化していくのを感じた。
「すっかり身体がたるんでいて、彼みたいな若い人から見たら十分オバチャン。でも彼が、こんなところが好きだ、こんなところも素敵だと言ってくれるので、私まだ大丈夫なんかな、って自信につながるんです。同時に、不安も感じるようになりました。彼と終わってしまったら、と考えるとものすごく焦ってしまう。自分の口から『あなたが結婚しても、逢ってくれる?』なんて言葉が出てくるとは、思ってもみなかったですよ」
職場で危険な接触! スリルとリスクが背中合わせ
かといって、恋愛ではないとモトコさんは認識している。その口調から、執着のようなものは感じられない。若い肉体に惹かれているのだとモトコさんが思う一方で、身体からはじまったふたりの関係は、次第に変化していった。
「ただドライブをしたり、パフェを食べに行ったり……これってデートですよね? いままでの不倫相手は本当にセックスだけだったし、私もそれ以外のつき合いを求めなかったのですが、彼と出かけるのは楽しいです。雑誌を買ってふたりで見ながら、今度はここに行きたいよね、って話すんですよ。彼も『セックスするのはもちろん好きだけど、こうしておしゃべりする時間もとても楽しい』と言ってくれるんです」
ほほえましい関係のようでいて、ハラハラすることもある。コウキさんは職場でも、誰も見ていない隙を見計らって、モトコさんの身体に触れてくる。スリルで興奮するのだろうが、壁に耳あり障子に目ありと昔から言う。モトコさんは気をもみながらも、拒みきれずにキスしてしまう。
▶そんなある日、彼から衝撃の告白が
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