40代、このままセックスレスでは生き甲斐もない。思い切って登録した「出会い系サイト」の一部始終
出会い系サイトに登録した理由は?「夫が応じてくれなくなったから、です」
「ずばりセックスレスです。生理以外のときも出血することってありますよね。それを理由に、夫に何度か断られたんですよ。本当にイヤだったのか、単にしたくない口実だったのかはわかりませんけど。え~!?って思いましたね。それがあるからワンオペ育児も家事も仕事もずっとがんばってこられたのに」
夫は、子育てにはまったく協力的でなかった。家事も、いえば簡単な掃除ぐらいはしてくれるが、戦力にはならない。家庭のことはすべて、ハルミさんひとりで切り盛りしてきた。
「乗り気じゃない人相手に無理やりすることもできない……これから私はどうすればいいの!?と途方に暮れましたね」
思い切って出会い系サイトに登録してはみたが、自分が何を求めているのかわからなかった。セックスさえできればいいのか、もっと違う何かを欲しているのか。
「私はそこで『わからないなら、一度やってみよう!』という性格なんですよね」
出会い系サイトやマッチングアプリの種類を問わず、新規登録をした女性には男性からのメッセージが殺到する。そのなかからハルミさんは妻子持ちの男性を選んだ。自分の家庭を壊す気はなく、相手も同じような環境であればリスクは少ないと考えた。
「最初から、会うことへの抵抗はなかったですね。私は文字のやり取りをするより、顔を見てしゃべりたいタイプ。会ってみないとわからないじゃないですか。実際会うと、みなさん立派な会社にお勤めの方ばかりで驚いちゃった。妻からセックスを拒否されて困って出会い系に……私と逆パターンの人が多かったですね」
そのような理由で出会いを求める男性が多いであろうということは察しがついた。でも女性はどうなのか。自分のような女性は少ないのではないか……と思いながらも、ハルミさんは止まらなかった。
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