
40代、このままセックスレスでは生き甲斐もない。思い切って登録した「出会い系サイト」の一部始終
ニーズを満たすために確立した「驚くべき戦略」。そしてやってくる「はじめての体験」
はじめての婚外セックスは、相手があっという間に終わったが悪くはなかった。帰り道、ふいに訪れた罪悪感もまたたく間に消えてしまった。当時は子どもがふたりとも小学生。帰宅するなりアレをしてコレをして……と世話に追われて、浸る時間もなかったのだ。
その後も会う男性には困らなかったが、相手をひとりに絞ったところで月に何度も会えるわけではない。何人かと並行して会いたい、しかもある程度継続して会える男性がいい。ハルミさんは自身のニーズを満たすため、みずから作戦を立てた。
「利用していたサイトでは日記を投稿する機能があって、私はそこで出会った男性たちとのことを赤裸々に書きつづっていたところ、ファンがかなりの数になったんです。日記の主である私に興味を持ってくれた男性のなかから選んで、メッセージをやり取りてから会う、という流れでした」
ハルミさんはこれを「撒き餌」のようなもの、と表現する。驚くべき行動力ですね、と筆者から伝えると、「受け身で待っていても、何もやってこないもん」と返ってきた。
セックスの仕方は、男性ごとに違う。ハルミさんは出会いを重ねるうちにはじめて“潮を吹く”という経験をした。
「驚きましたよ。刺激されているうちに身体中の水分が集まってきてオシッコが出そうだけど出ない……という状態になって、そのうち潮が出ました。相手がテクニシャンだったかどうかはわからない。吹くか吹かないかは、女性の側の成熟度にもよるのかもしれません。気持ちいい、ってわけではなかったけど」
リスクを伴わない冒険はない。これまで会ってきた中には、独占欲の強い男性もいた。ハルミさん曰く、「合コンをすればひとり勝ちするような、モテ男」だ。
■まさか、そんなことが起きるとは…?
つづきは▶『同世代の女性が出会い系サイトを使う背景にきっとあるだろう、「うちもだよ」と肩を叩き合いたいこんな理由』
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