「まいます」でも「ごとます」でもありません。「晦ます」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「晦ます」です。
「晦ます」の読み方は?
「晦」という漢字には「每(毎)」が含まれていますが、「毎日(まいにち)」と読むように「晦ます」を「まいます」と読んでしまうのは間違いです。
まずは正解を見てみましょう。
正解は……
「くらます」です。
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「晦ます」とは
1 居場所をわからないようにする。見つけられないように姿を隠す。
2 行為や事実をごまかす。たぶらかす。出典:小学館 デジタル大辞泉
という意味です。「暗ます」とも書きます。
では「晦日・晦」はなんと読むでしょうか。
「晦ます」や「晦い」とあれば、「晦」は「くら」と読みます。ですが、「晦日・晦」の読み方は「くら」ではありません。
正解は……
「つごもり」または「みそか」です。「晦日」と表す場合には「カイジツ」と読んでも正解です。
「つごもり」であっても「みそか」であっても、もちろん「カイジツ」であっても意味は同じです。「晦日・晦」は「毎月の最終日。月末」を表します。「みそか」と読む場合には「三十日」とも書きます。
なお、対義語は「朔日(さくじつ)」です。「晦日」が毎月の最終日なら、「朔日」はその月の第一日を表します。
となると、「晦朔(カイサク)」という言葉が何を表しているかはもうお分かりですね。「晦朔」は「月の最終日と月の第一日」を意味します。「一か月間」を表す言葉でもあり、「朝と晩、または一日間」という意味もあります。
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