「きょうして」でも「がいして」でもありません。「況して」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「況して」です。
「況して」の読み方は?
「況」といえば「実況(じっきょう)」や「状況(じょうきょう)」といった言葉が思い浮かぶかと思いますが、「況して」の読み方は「きょうして」ではありません。
まずは正解を見てみましょう。
正解は……
「まして」です。
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「況して」とは
1 前の場合でさえそうなのだから、この場合はもちろんそうだという気持ちを表す語。なおさら。いわんや。
2 いっそう。さらに。もっと。出典:小学館 デジタル大辞泉
という意味です。「増して」とも書きます。
では「況んや」はなんと読むか知っていますか?
これも意味は「況して」と同様で、「まして…はなおさらだ」という意味で用いられる言葉です。一般的には「況んや…をや」と接続するのですが、最近ではなかなか見ない表現かもしれませんね。例文には「大人が持っても重い、況んや子どもにおいてをや」があげられます。
正解は……
「いわんや」です(出典:いわ-んや|言葉|漢字ペディア)。
類語表現も読めそうで読めない!?
「況して」の類語表現にも、読めそうで読めないものを見つけました。
- 弥が上に
- 加うるに
- 然も・而も
- 剰え
- 糅てて加えて
いずれも漢字自体は決して難しいものではありませんが、「この読み方で合ってる!?」と自信がなくなってしまう人も少なくないはずです。
正解は……
- いやがうえに
- くわうるに
- しかも
- あまつさえ
- かててくわえて
です。
あなたはいくつ読めましたか?
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