「えっ、こんな場所でするの!?」大銀行の上司との不倫、勤務中に連れて行かれた先は驚きの…【2023ベスト記事】 前編
行員不倫のリアル
美咲さんが大阪の支店から東京都内に異動したのは、半年前。広告代理店に勤める夫は激務で、すれ違いの日々が続いていたそう。
「確かに業務は新卒から一貫して法人営業です。でも取引先や商習慣も、本部の稟議の通し方も、関西と関東で全然違う。慣れない職場で、パワハラ次長にあたってしまいました。ゴミ箱を蹴られたり、怒鳴られたり、毎日のように泣いていましたね。同僚たちは火の粉が降りかかるのを恐れて、見て見ぬふりをしていました」
ある日、美咲さんは業務用PCで、一通のメールが受信しました。差出人は別の課の支店長代理、哲也さん(仮名・40歳)。『今日の業務後に駅近のスタバに来てくれない?』と書かれていたそうです。
「どうせ怒られるんだろうな、と思って憂鬱な気持ちでスタバに行きました。でも予想に反して、親身になって話を聞いてくれたんです。そんなことしてもらえたの、始めてでした」
二児のパパである哲也さんも、かつてパワハラ上司に苦しめられていたそう。他にも奥さんとの不仲や、住宅ローンや教育費といった、現在の悩みも赤裸々に話してくれました。
その日はお茶を飲んで、解散になりました。お会計は別だったものの、そんなことは気にならないくらい、美咲さんの心は晴れやかでした。これが後に、ずぶずぶの不倫となり、思いもよらない場所で体を合わせることになるとは、思いもせずに。
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この記事は
作家・ライター
綾部まと
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