ヘルスケアの極意。梅宮アンナさんが「一番心がけていること」は意外とシンプルで【私の30代、40代そして更年期の過ごし方】#3
いつでも自分らしい生き方を貫いてきた梅宮アンナさん。30代から40代をどう過ごし、何を備えた状態で更年期に突入したのでしょうか。健康やメンタルの維持、生活習慣など「アンナ流ヘルスケア」をお伺いします。
12月1週に雑誌『健康』×オトナサローネ『アフタヌーンエイジプロジェクト』が共催したフェムケアのお祭り、『フェムの市』。1日目に行われたスペシャルトークセッションを6回に分けて丸ごとお届けします。この記事は3本目です!
――30代、初マラソンでの感動経験を経て、40代50代と年を重ねていったのですね。40代に入り、更年期はどうでしたか?
更年期症状はほぼ感じていません。でも娘に対してイライラして怒ると、命の母をドンと置かれて「これを飲め」って言われます。
「今怒っているのは更年期でなく、あなたの問題なのよ」と喧嘩しているのですが(笑)。
いま私は51歳で、もしかしたら(更年期症状のある状態に)なっているのかもしれませんが、感じないですね。感じないほど忙しくしているのか……。ただ、先ほども申し上げたように、体を動かすことがとても大事なのかもって今思っています。
――同年齢のお友達など、ご周囲の方の不調はどうでしょうか?
朝起きてこられないとか、どうしても人間はどんどん年をとるにつれ、若いときにできたことができなくなっていきますよね。それは仕方ないと思うのですが、もしかしたら自分で避けられたことがあるかもしれないと思います。やっぱり大切なのは、「外に出て、太陽を浴びる」ということです。日焼けを気にして太陽を浴びない人が多いですが、太陽は大切です。
お米も木も、水と太陽があってすくすく育ちます。人間も同じで、太陽を浴びることが必要です。シミは私もいっぱいあります。でも、シミを気にするよりも太陽を浴びる自分を大切にして頂きたいですね。
――マラソンに加えてトレランも楽しむと聞きました。それは、気持ちを上げるためにやっているのでしょうか?
ホノルルマラソンは「嫌」というところから始まって、でもそれをクリアしたら自分に自信がつくということも覚えました。
当時私には仲のよい年上の友達がいたのですが、彼女が心の病気になってしまって。原因はわからないのですが、その人を見たときに、こうならないようにすることは何だろうと思ったのです。
どうしてこういうことが起きるのか。世の中で、元気いっぱいの人、そうではない人は、どう違うのか。私なりに検証した結果、やはりアスリートは元気な人が多い。反対に、運動をしない、家から出ない人は、どんどん鬱に入っていきます。だから私はなるべく外に出るようにしました。
――よく歩くとおっしゃっていましたが、歩き方のコツはありますか?
電車など公共の乗り物を使われている方多いと思いますが、私の場合は放っておくと車ばかりになってしまうのです。
高校生のころは電車に乗っていましたが、デビューしてからは電車やバスに乗ることがなくなってしまいました。そういう生活になるのが芸能人だと思うのですが、実は私は電車やバスで、Suicaでピッとやる瞬間がたまらなく幸せなのです。
それだけ、普通のことを普通にやってこられなかった時間がいっぱいあって……。でも昨日も乗りましたよ、電車に!(会場笑い)
理想をいうと1日8000歩です。私のペースで1時間ですね。最低30分は歩いて欲しいかなって思います。
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撮影/佐山裕子(主婦の友社写真室)
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