【リリー・フランキー＆斎藤工】４年前に話題を呼んだ異例のドラマが復活！「ドラマらしからぬリアリティ」の理由とは？

2024.01.20 LIFE

年が明けてようやくなんとなく通常運転な日常が戻ってきた感が。そこで、働くみなさんの疲れた心をほっと癒してくれる人情ドラマはいかがでしょうか？

1月19日からフジテレビが運営する動画配信サービス『FOD』でドラマ『ペンション・恋は桃色 season2』の配信がスタートしました。

(C)フジテレビ

本作は、2020年にフジテレビの深夜帯での放送ながら、リリー・フランキーさん、斎藤さん、伊藤沙莉さん、細野晴臣さんといった豪華すぎるキャストが出演し、伊藤さんがギャラクシー賞を受賞したことでも話題を呼んだ作品です。

ドラマの舞台は、テキトーでほれっぽいオーナーのシロウ（リリー・フランキー）が営むちょっと寂れたペンション「恋は桃色」。しっかり者の娘・ハル（伊藤沙莉）が父と一緒に切り盛りしており、話が長くてこじらせキャラのアルバイトの青年・ヨシオ（斎藤工）が住み込みで働いている。そこに訪れる“珍客”たちとの笑いあり涙ありのハートフルコメディ『ペンション・恋は桃色』が、シーズン2としてパワーアップして帰ってきます。

息ぴったりな２人によるユーモアたっぷりな撮影秘話に終始笑いが

（C）フジテレビ

1月11日に行われた完成発表会には、リリー・フランキーさんと斎藤工さんが登壇。おふたりともてっきり合わせたかのようなブラックスタイルで、リリーさんは登場するやいなや「年始のお忙しいなか、こんな早い時間にわざわざ僕たちCHEMISTRYの新曲発表会にお集まりいただきありがとうございます」と会場の笑いを誘い、「偶然なんですよ、この衣装。ケミストリー感がめちゃ出てしまった……」と早くも会場の笑いを誘います。

4年ぶりの新作の感想を聞かれると、リリーさんは「このドラマは特殊で、めちゃくちゃ手作りなんです。本当にみんなで近くのペンションに泊まって、（撮影現場の）ペンションに撮影に行く。監督や共演者とパジャマ姿で明日のシーンについて話し合って中身を変えたりもする。なんか部活っぽいんですよね」と制作過程を明かし、「全5話を5泊6日で撮ってるんですよ。だからほとんど撮ったものを流さなきゃいけない。このシーン間延びしてるなと思ったら『ここはもう切れなかったんだな』と想像していただけたら」と驚きのエピソードを披露。

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斎藤さんは「シーズン1の時のメンバーが、スタッフ・キャスト共によくこのタイミングで集まったなという。もう“ここしかない”という瞬間の奇跡みたいなものがありましたし、集中力がすごかったですよね」と振り返りました。

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また、リリーさんは共演者の伊藤沙莉についても「沙莉ちゃんの存在感が、なんかこうリアリズムを生み出すんですよね。僕とたくみくんだけだと２人でキャーキャー言ってる感じになっちゃうところに、沙莉ちゃんが入った瞬間にここにずっといたような気がしてくるというか。彼女の持っている独特な空気感、なんかそのリアリティがすごくいいんですよ。この３人でいるのは、なんのストレスもないというか」と絶賛し、「ただ彼女は今ね、朝ドラで忙しいから……。朝ドラが決まった瞬間にこの展開の速さ、びっくりしました（笑）。俺らはずっと４年間低飛行してましたから」とまたまた笑いを誘いました。