「こんな場所でするなんて…」不倫に溺れた勝ち組女性、その末路は【エリート銀行員たちの不倫事情】後編
衝撃の展開。銀行ならではの場所で、二人は
支店長がタクシーの運転手に告げた先は、先程まで会食をしていた接待施設でした。
『接待施設には、布団がいくつか置いてあるんです。昔、課長が酔っ払いすぎて気分が悪くなってしまった時に、布団を敷いてくれたことがありました』と彼はタクシーに揺られながら語ります。
そうして二人は打ち合わせをし、会館に着いた真帆さんは
「気持ちが悪くなったから戻ってきた」と演技をすることになりました。
中居さんは優しく迎えてくれて、使われていない畳の部屋に布団を引いてくれました。そして「ゆっくりしていってくださいね」と静かに言い、去り際にちらりと彼女を見ました。
「『あ、この人、全部分かってるな』と思って身を起こしかけると、彼が上から覆いかぶさってきました」
支店長は彼女のシャツを、まどろっこしそうに大きな手で脱がしていきます。
「論理的で、冷徹で、数字にしか興味がない。いつもはクールな支店長が、こんなに荒々しい行為をするなんて。ギャップにやられてしまいました」
愛撫の気持ち良さに意識が飛びそうになっていると、彼は鞄からあるものを取り出しました。
それはローションでした。不思議に思って支店長を見ると、彼は言いました。
『ローションを体に塗り、その上に垂らすと熱さが和らぎます』
話の流れを全く飲み込めてない真帆さんに、支店長は続けました。
『ケーキに使う洋ろうそくは70度、仏具用の和ろうそくは60度です。この低温ろうそくは45度で溶けるから、大丈夫ですよ』
いつのまにか手はベルトで縛られていて、抜け出せません。支店長は、静かにライターでろうそくに火をつけました。彼女の身体に、ろうそくのロウが垂れます。
「覚悟していたんですが、意外と熱くないんです。一瞬チクッと針で刺されたような痛みがあるだけでした」
彼女が意外そうにしていると、支店長は言いました。
『別に痛めつけたいわけではないので……温度は45度のものを使っています』
支店長は愛おしそうに、ロウとともに体を撫でてくれます。
彼女がゾクゾクするような興奮に襲われていると、次の瞬間、けたたましい音が鳴り響きました。
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