イケメン次長に呼び出され…。不倫沼にハマった勝ち組女性が落ちた「もうひとつの沼」とは【エリート銀行員たちの不倫事情】前編
千鶴さんを襲った、思わぬ変化とは?
「頭痛がひどく、喉の痛みと高熱に襲われました。病院に行ったら、コロナの診断を受けました」
帰省できないな、とがっくりと肩を落とす夫を、千鶴さんは白い目で見ていました。パートナーが目の前で体調を崩しているときでさえ自分の親のことばかり考えるなんて、信じられなかったからです。
てっきり帰省をキャンセルするのかと思いきや、夫は「じゃ、俺と息子の二人で行くわ」と言いました。息子と男二人旅だ!とはしゃぐ夫に、千鶴さんは開いた口がふさがりません。
「何か、夫が嫌がることをしてやりたい。そう思ったときに、あの紙の存在を思い出しました」
夫は彼女の体調を労うことなく、義母に連絡を入れています。どことなく嬉しそうな彼を横目に、千鶴さんは書かれたLINEのIDを打ち込み、連絡しました。
これが後に、一生忘れられない事件を引き起こすと知らずに。
次長と恋のはじまり。そして急展開へ
この記事は
作家・ライター
綾部まと
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