
イケメン次長に呼び出され…。不倫沼にハマった勝ち組女性が落ちた「もうひとつの沼」とは【エリート銀行員たちの不倫事情】後編
モニターに映っていたのは? 衝撃の結末は…
「モニターには、面識のない男女5人組がうつっていました」
男性2人、女性が3人。年齢はバラバラでした。通話ボタンを押すと、「体調、大丈夫?」「薬、効いた?」と口々に千鶴さんを労う様子が伝わってきます。
びっくりして克己さんの方を振り向くと彼は首を振り、「開けなくて良い」と口パクで伝えてきます。通話終了ボタンを押し、千鶴さんはソファへ腰を下ろしました。
「実は……」と克己さんは語り出します。
「彼はある団体に加入しているとのことでした。私の体の調子が悪いと伝えたら、それに見合った風邪薬を用意してくれた。それがモニターに映った人達だったみたいです」
彼女の住所を「薬の送り先」として伝えていたため、彼らは心配になって見舞いに来てくれたそう。「団体」と言いつつも、内容から新興宗教のような印象を受けました。
「彼らの絆は深く、体調不良者がいたら見舞いに行くのが当たり前らしいです。そこで勧誘するつもりなんですかね」
克己さんは母が昔からその団体に加入していたため、薬やお見舞いの風習には慣れ親しんでいました。しかし熱心な信者ではないため、千鶴さんを勧誘するところまでは考えていなかったそうです。
「むしろ隠したかったんじゃないでしょうか。出世に影響すると思ったんでしょうね」
申し訳なさそうにして「今度お詫びをする」という克己さん。しかし、千鶴さんの感想は意外なものでした。
「今度、集会に行ってみようかなと思います。モニターに映った人たちも、悪そうな人たちじゃなかったし」
鬱陶しい家族や職場の人間関係から離れられる、サードプレイス。まさに千鶴さんが求めていたものでした。
集会にはあまり行かない克己さんも、彼女が行くなら同伴してくれるとのこと。二人の恋路は、どうなっていくのでしょうか……
この記事の前編はこちら▶「怪我の功名?コロナを機に不倫に走った、ハイスぺ女性の末路とは【エリート銀行員たちの不倫事情】前編」
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