イケメン次長に呼び出され…。不倫沼にハマった勝ち組女性が落ちた「もうひとつの沼」とは【エリート銀行員たちの不倫事情】後編
いよいよ結ばれる二人。しかし……
「彼は健康食品をたくさん持って来てくれました」
「風邪は治りかけても、油断してはいけないよ」という克己さん。
しかしそれが本来の目的ではないことは、どちらも理解していました。彼はソファに腰かけ、千鶴さんも横に座ります。どちらともなく、二人はキスをしました。キスは浅いものから徐々に獣のような舌の交わりへと変化してゆき…克己さんの手が情熱的に千鶴さんを抱きしめました。
ソファで結ばれて行為を終えた後、千鶴さんは彼の腕の中で余韻を味わっていました。
夢見心地のままでいると、不意にインターホンが鳴りました。
「一瞬ドキっとしました。でも夫と息子ではないことは分かっています。彼らは鍵を持っているので」
どうせ、宅配か何かだろう。そう思って立ち上がり、彼に声をかけようとした時、ある違和感に気が付きました。彼の視線はモニターに釘付けになっていたのです。その目は、まるで死人が訪ねて来たかのように、恐怖でひきつっていました。
モニターに映っていたのは?衝撃の結末は… 次ページ
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作家・ライター
綾部まと
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