「脚の冷え」に隠れた警告サイン!冷え症でも更年期でもない、閉塞性動脈硬化症とは

Q.更年期からくる冷え症は、どのように対策したらいいですか?

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病院の検査で異常がなく、手足の冷えの原因が更年期由来のものだった場合は、更年期症状の緩和ケアを行っていきます。

更年期治療はHRT(閉経後女性ホルモン補充療法)が主ですが、更年期治療のHRTは乳がんリスクを高めるなどの可能性もあるといわれています。

 

「更年期症状がつらいけれど、ホルモン補充療法には抵抗がある」
「冷え症が起きにくい体質になりたい」

そんな方も多いのではないでしょうか。
更年期の不調の改善には、自然由来の漢方薬がおすすめです。

漢方薬は、植物・鉱物といった自然由来の生薬で作られており、西洋薬よりも副作用リスクが低めです。

漢方薬で冷え症に対処する場合、「熱を作り出す機能を回復させる」「血流をよくして熱を巡らせる」「水分の滞りを整え、冷えを解消する」といった作用を持つものが処方されます。

冷え症に適した漢方薬をご紹介しましょう。

 

<冷え症におすすめの漢方薬>

・加味逍遙散(かみしょうようさん)
イライラしやすく、上半身がのぼせ下半身が冷える、いわゆる冷えのぼせが気になる方に適しています。
更年期の精神症状や、ホットフラッシュにも用いられます。

・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
比較的体力があり、下半身や脚の冷え、のぼせや肩こりなどが目立つ方におすすめです。
滞った血流の滞りを解消し、栄養を巡らせ脚の冷えの改善をめざします。

 

漢方薬は体質に適したものを使いましょう。
体質に合っていない漢方薬を使い続けても、期待した効果が出るどころか、副作用が起こる場合もあります。
漢方医師や薬剤師などに体質を見極めてもらったうえで、適切な漢方薬を処方してもらいましょう。

最近は、オンラインで利用できる「あんしん漢方」も人気です。
スマホ1台で体質診断、漢方薬の購入まですべて完結できるので、家から出ずに漢方薬を購入できます。
しかも、漢方ドクターによる経過観察などのアフターケアも充実しています。

 

●あんしん漢方:https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/

 

 

まずは医療機関を受診しましょう

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「ただのよくある脚の冷え」と軽視してしまい、適切な治療が遅れてしまうのが閉塞性動脈硬化症の怖いところです。
まずは、病院を受診し、病気の原因を特定してもらったうえで、適切なケアを行っていきましょう。

 

<この記事を書いた人>

あんしん漢方(オンラインAI漢方)薬剤師
碇 純子(いかり すみこ)

薬剤師・漢方薬生薬認定薬剤師 / 修士(薬学) / 博士(理学) 
神戸薬科大学大学院薬学研究科、大阪大学大学院生命機能研究科を修了し、漢方薬の作用機序を科学的に解明するため、大阪大学で博士研究員として従事。現在は細胞生物学と漢方薬の知識と経験を活かして、漢方薬製剤の研究開発を行う。

世界中の人々に漢方薬で健康になってもらいたいという想いからオンラインAI漢方「あんしん漢方」で情報発信を行っている。

 

●あんしん漢方(オンラインAI漢方):https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/

 

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