まさか…不正出血は子宮のがんの疑い!?検査結果は果たして?【子宮頸がん日記#12】後編
40歳元ファッションスタイリストの子宮頸がん闘病記。前編に続く後編です。
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はたして不正出血の原因は?
病院に着いて姉と一緒に問診票に記入します。妊娠や出産歴などの項目もあり、私が子ども2人の詳細を淡々と書き込む隣で「いいなー。私もいつか、そこにサラッと記入したい」という姉の一言に、切なさがこみ上げます。
姉の診察のあとは私の番。優しそうな初老の女性医師が対応してくれました。
超音波では特に異常は見られないものの、1ヶ月以上出血が出ているのはおかしいとのこと。
特にピルを服用しているのなら出血は止まるはずなのに、絶えず出血しているのであれば、まず子宮のがんを疑うとのこと。
子宮のがん?全く心当たりがない。(過去に何度も子宮頸がん検診に行くようにと言われていたのに、完全に忘れ去っていた私)。
結局、その場で子宮がん検査(子宮頸がんと子宮体がん検査)を受けることになりました。結果は2週間後。
本来は、検査を受けた私本人が結果を聞く必要がありますが、私はその頃インドネシア。本人が了承しているならOKと、姉に結果を聞いてもらうことになったのです。
子宮がん検査の結果は…
子宮がんの検査結果は、異常なしでした。
今回の連載にあたり、過去のLINEを確認しながら記憶を呼び戻していますが、医師から「半年後にもう一度検査をした方がいい」とアドバイスを受けていたことも、今思い出しました。
なぜこんなにも検査を受けに行くことを忘れてしまうのか。私がうっかりなのも大いにありますが、みなさんにも起こりうるのではないかと思うのです。
たとえば病院で「がんかもしれないから検査をした方がいい」などと言われたら、かなり不安になりますよね。でも、検査後に問題がないと言われたらホッとして、もう自分に悪いところはない=がんになるはずはないと思い込んでしまうんです。
その結果、「私は大丈夫」と忙しい日々に追われて定期健診に行き忘れてしまい、ただただ時が流れてしまう。
私は、がんが判明するまでの間に何度か検査を受けていました。(医師の推奨する半年ごとではありませんでしたが…)でも、なぜかそれでも毎回検査結果に現れていなかったのです。
たまたま細胞を取る場所がよくなかったのか、数値が低くて結果に現れなかったのか、原因はわかりませんが…。
だからこそ、たとえ前回の検査で問題がなくても、きちんと推奨された頻度でがん検診に行くことが大切なのかもしれません。私のようにがん化することのないよう、みなさんもぜひがんの定期健診に行ってくださいね。
▶▶【つづき】「35歳、がんへの不安を抱えながらも妊活を開始した理由とは?」
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