「怒りをぶつけるのではなく、冷静に注意する」上手に部下を指導するために知っておきたい「心得」って?
部下や同僚に尊敬され、信頼される人材であり続けるため、覚えておきたい「たった2つの大切なこと」
上司の立場になれば、人に注意する機会が多いことから、自らもしっかりとマナーを身につけておきたいものです。そこで西出さんの著書『誰からも愛され、信頼される人になる! 気くばりにいいこと超大全』より、職場でマナーをわきまえた気くばり美人になるコツをご紹介します。
気くばりに不可欠な3つの「こ」
気くばりができる人は職場でも好かれることは誰でも知っています。でもなかなかできなかったりするものですよね。コツを学んでおきましょう。
気くばりができる人は3つの「こ」を意識しているのだそうです。つまり相手に届ける「心」と、相手に届ける手段である「言葉」「行動」です。例えば出勤時の挨拶の「おはようございます」を無表情で声も小さく、冷たい態度で言った場合はどうでしょうか。心と行動が欠けているため、本人は挨拶したつもりでも、かえって相手に嫌な印象を与えかねません。
気くばりの基本は、相手がされて嬉しいことをすることや、不快にさせないようにすることだといいます。そのためには相手にしっかりと気持ちを伝えることも大切。注意するときはもちろん、普段からも思いやりの心を持って言葉と行動で示しましょう。
悪口・批判・自慢話をしない
つい感情的になると、誰かの悪口や批判、自分の自慢話をしたくなってしまいませんか? つい口から出てしまうこともあるはずです。しかし、気くばりのできる人は、悪口・批判・自慢話をしないのだといいます。
なぜなら相手を不快にさせてしまったり、相手はそれを聞いて楽しい気持ちにはならないため、気くばりに欠けているからです。実際、相手は「この人とは話したくない」と遠ざかっていってしまうでしょう。
悪口や批判を言ってたとえ不平不満が解消できたとしても、自慢していい気分になったとしても、結局は自分にマイナスに働いてしまうのです。
悪口・批判・自慢話が癖になっているのであれば、一度見直してみたいですね。
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部下や若手社員へうまく注意するコツやマナーを教わりました。ケースバイケースで対応方法は変わりますが、真髄は変わらないはず。ぜひ日々の心の持ち方や発言、行動に活かしてみてくださいね。
つづき>>>>『若手のお作法を注意したいが「ハラスメント」と言われるのが心配。そんなときに知っておきたい「ちょうどいい叱り方」とは』
【取材協力】
西出 ひろ子(にしで・ひろこ)さん
マナーコンサルタント。法人3社を経営するマナーの専門家として、企業のコンサルティングやNHK大河ドラマをはじめ、映画、CMなどで一流俳優らのマナー指導も務めるマナー界のカリスマ。皇室関連のコメント依頼も多く、マネーを生み出すウェルネスマナーで健康、美容、経済を構築させている。近著に「突然『失礼クリエイター』と呼ばれて」(きなこ出版)「マナーのカリスマが大切にしていること 私スタイルの暮らし方」(主婦と生活社)など著書は国内外で100冊以上、著者累計100万部を超える作家としても活躍中。
HIROK♥MANNER Group
【参照】
西出ひろ子著「誰からも愛され、信頼される人になる! 気くばりにいいこと超大全」(宝島社)
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