「離婚」を考えてしまうあなたへ。【暮れの酉】〈3/25~3/31〉今週の占い【鳳凰数術】
望んでいるものを手に入れるために「離婚」が必要なのか
断言しますが、新婚当初には戻れません。相手のことも、自分のことも、ふたりの暮らしも、なにも知らなかったあのころと同じ気持ちや生活に戻ることはできるはずもありません。
そして「相手を変えること」もできません。
可能かもしれませんが期待してはいけません。変えられるのは自分だけです。あなたの幸せ計画に「相手が変わること」が含まれているなら、今すぐ削除してください。「何年も変わらなかった相手が急に変わること」を期待することは現実的ではありません。
そのうえで質問します。あなたが望んでいるのはなんですか。戻れるなら戻りたい「あのころ」にあって、いまはなくなってしまったものはなんでしょう。
夫に愛されること。夫でなくても誰かに愛されること。大切にされること。ないがしろにされないこと。イライラしない毎日。心配ごとのない生活。好きなときに好きなことができる自由。自分のためだけに使える時間。姑のいない暮らし。なんでしょうか。
それを手にいれるために、離婚以外の手段はないのでしょうか。
いまあなたを苦しめているのが、あなたを尊重しない夫の態度だったとしましょう。
逆の質問をしますね。あなたはお相手を愛していますか。大切にしていますか。
イエスと答えた方におたずねします。お相手も「愛されている、大切にされている」と感じていらっしゃいますか。
いろんな心の声が聞こえてきそうです。言い分や言い訳、恨み、怒り、悲しみ、さびしさ、相手を責める気持ち。言葉にならない気持ちが心を重くするかもしれません。
関係性というのは双方向です。その苦しみはふたりで作り上げてきた牢獄です。そこから出たいのであれば、お相手への態度や扱いを変えることがきっかけになるかもしれません。
こんなふうに言うと、すごく抵抗されるのはわかっています。
自分を大切にしてくれない相手を大切にすることは、とても難しいです。結婚は義務を生むかもしれませんが、愛情は義務じゃないのでね。
離婚したいなんて思うぐらいだから、相手の悪いところは嫌というほど見えているんだと思います。だとしても、いいところや、かつて好きだったところはもうなくなってしまったのでしょうか。
こじれてしまった関係の中に、輝きを見つけることが困難なことは承知です。
でもね、離婚ってものすごく大変ですよ。離婚せずに鬱々と悩み続けるのもまた地獄。なにを選んでもしんどいなら、自分の心持ちを変えることを試してみませんか。これで変わったというご家庭もあります。
そういうのはもういいから、とにかく自由になりたいという方もいらっしゃるでしょう。そういう方は、自由になったあとの暮らしをできるだけ具体的に想像してみてください。
相談者さまのように、思春期の子がいる専業主婦の場合、働かなくてもいいぐらいの養育費をもらわない限りは、今までどおりの生活を続けることは難しいでしょう。
自由になれたと思ったのに、新しい不自由の中に身を投じることになるかもしれません。
現実的に離婚することができない、となるなら最後の手段です。夫のことを「同居人」と考えるようにしませんか。「私を幸せにすると約束してくれた特別な人」だと思うと納得いかないことも、ルームシェアしている他人だと思えばなんとも思わないものです。期待を捨てるんです。期待さえしなければ、ある程度は無関心になれる。無関心になれば、イライラすることも減るはずです。
人間関係のストレスって、距離の問題だと思うんです。どんなにひどい人でも距離が遠ければストレスになりづらい。距離の近さはストレスを増長してしまいます。離婚以外で心の距離をとることができれば、今より楽になれるんじゃないかと思うのです。
▶▶次は、今週の占い。運を引き寄せる開運アクション!!!
スポンサーリンク