結婚しているorいないに関わらず、最後はおひとりさま!? 【知って得するマネーの知識vol.1】

“おひとりさま“というと、シングル女性というイメージが強いと思いますが、平均寿命が長い女性は、結婚している、していないに関わらず、最後おひとりさまの可能性大なのです。老後もひとりで生きる可能性が高い女性こそ、最後まで人生を謳歌できるようにマネープランをしっかり立てておくことが大切!ハッピーライフを送れるためのマネーの知識をアラフォーFPの高山一惠がお伝えしていきます! 

未婚、既婚を問わず、最期はおひとりさま

old and alone woman in a park in a summer day

“おひとりさま“というと、シングルをイメージする人が多いと思いますが、おひとりさまになる可能性はシングルだけではありません。現在、パートナーがいる人だって再びおひとりさまになる可能性は大いにあります。

これにはいくつかの理由があります。ひとつは離婚率の高さ。今や3人に1人が離婚する時代。いったん結婚しても残念ながらパートナーと別れる可能性は決して低くありません。

そして、一番大きな理由は「女性の方が男性よりも平均寿命が長い」ということ。日本人の平均寿命は男性80.79歳、女性が87.05歳。平均寿命でみてみても、女性は最期の7年間を1人で過ごさなければならないということです。イマドキは、年下の彼との結婚も増えてきていますが、男性の方が年上というパターンの方がまだまだ多いもの。男性が年上の場合には、さらにおひとりさま期間が長くなります。そう、未婚、既婚を問わず女性は最期おひとりさまになる可能性大!なのです。

 

おひとりさまで暮らすためのマインドと知恵を身につける

木のテーブルとボールペン

つまり、未婚、既婚を問わず、女性こそ、おひとりさまで暮らすための「マインド」と「知恵」を身につけておく必要があるというわけです。

最初からおひとりさまの場合には、少なからず、おひとさまマインドは備わっているかもしれませんが、夫に頼りきりだったのに、急に老後になっておひとりさまになってしまったという場合、すぐに自立できるものではありませんよね。ならば、今のうちからしっかりと、できるだけ将来を見越して、散り際まで自分らしく楽しく暮らせるようにしていきましょう。そのために欠かせないアイテムが「お金の知識」。今まで多くの女性のマネー相談にのってきましたが、お金の知識があるかないか、そしてその知識を活用するかしないかで、その先の人生の充実度は大きく違います。

 

何にお金を使うのか、その連続が人生をつくる

Businesswoman dreaming about vacation

お金は人生を生きる上で切っても切れないもの。ならば、お金の知識はあるにこしたことはありません。とはいえ、お金の知識とひとくちにいっても、家計、保険、投資、住宅、年金、相続など、実にさまざま。これからアラフォーのみなさんにお役立ちなお金の情報をこの連載でバリバリお伝えしていきます。

そして、お金は貯めることも大切ですが、それ以上に、何にお金を使うのかが大切です。

例えば、みなさんが1万円をもらった場合、何に使いますか?「バッグを買う」「おいしい物を食べにいく」「エステにいく」など使い方はひとそれぞれでしょう。まさに、この何にお金を使ってきたかの積み重ねがその人の人生を作っていくのです。

ですから、ただ単にお金を貯める、増やすということではなく、充実した人生を送るにはお金の使い方をぜひ意識してほしいわけです。お金の使い方についてのエッセンスも随時お伝えしていきますね。人生をおもいっきり謳歌していきましょう!

 

 

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