「DV体質」の人が怒鳴り散らす【6つの理由】。妻が自分へのモラハラ以上に、どうしても耐えられなった夫の態度とは
モラハラ夫は嘘をついてまで見栄を張る
『電話の営業の人に怒鳴りつける態度を見るたびに、本当にこの人はおかしい人なんだといつも思うのです。そしてこんな人の妻と呼ばれることが恥ずかしくて仕方がなくなります。
その上見栄っ張りな夫は、お金もないくせにデパートでブランド店に入ると人から聞いた話やネット情報をお店で話し、いかにも常連ぶったふりをするのです。
そして、自分が有名人と知り合いだというような話を、聞かれてもいないのに話し出します。そんな有名人なんて、知り合いの知り合い、会った時もないくせに平然と見栄を張る、こんな姿も恥ずかしくてそばで見ているのが嫌になります。』
モラハラ夫は見栄っ張りなところも特徴です。モラハラ夫がなぜ見栄を張るかというと
1.常に注目されて、特別だと思われたい
2.自分が重要な人物だと思われ優位に立ちたい
3.コンプレックスを見栄で隠そうとする
4.嘘をついてでも自分を大きく見せたい
見栄なんて張っても、所詮嘘ですよね。それも薄っぺらな嘘は相手もすぐに見抜いてしまいます。一度嘘をつくと更に嘘を重ねていかないといけないことになります。結局自分を追い詰めていくことになるのです。
それでも見栄を張るのを辞められないモラハラ夫は、自分が見栄を張ることで追い詰められいくストレスを妻に暴言を吐くことで発散しているのでしょう。
自分で下だと思う人には威張り散らすが、肩書きが上の人にはへこへこする
『私が本当に夫のことを情けなく思うことは、肩書きが偉い人、お金持ちの人にあからさまにヘコヘコする態度を見る時です。
ちょっと前までは、いかにもこいつは自分より下だなと見下して、偉そうな口を聞いていたくせに、その方が名刺を出して大きな会社の取締役だったと分かった途端に態度が豹変するのです。言葉使いから、眼差しから全て変わり、心の中で揉み手をしている様子が見て取れるのです。こんな人が自分の夫だと思うとがっかりしますよね。
その人がいなくなった途端、「なんだあの偉そうな態度は。大した仕事じゃないくせに。」とさっきの自分の態度がなかったように悪口を言い続けるのです。この二面性が怖くなります』
モラハラ夫は肩書きや所得の高い人には威張れないのです。それは普通の人よりも腹黒い上に肩書きコンプレックスがあるのでしょう。モラハラ夫は、心の底で自分に自信がない人が多いので、完全に肩書きコンプレックスに陥っています。「職業差別」「差別主義」が根底にあるのがわかります。
モラハラ夫は、有名人と知り合い、お金持ちと知り合い、大きな会社の社長と知り合い、それが人と違った自分の自慢できることなのです。優越感をこんなことで満たすのがモラハラ夫です。
胸の痛みは夫がストレスだったせい
『私に暴言を吐くだけなら、その言葉や態度を心に入れずに心を無にして暮らしていくこともできました。でも人を差別している様子を見るたびに、嫌悪感を感じてしまうのです。人を肩書きで差別する人は人間として尊敬するところがまるでなく、軽蔑さえしてしまいます。そんな人を子どもたちの父親として一緒に暮らしていくことに限界を感じました。夫の人を見下して暴言を吐く姿も、肩書きが自分より上の人にへつらう態度を見ていると胸の痛みと一緒に吐き気さえ感じてしまうのです』
Sさんは、数ヶ月のカウンセリングの間に夫が行う他人に対する態度が本当に嫌だ、この人の妻と呼ばれたくないと何度も訴え、最終的に離婚を決意しました。夫はもちろん離婚を拒否しましたが、Sさんは子どもを連れ家を出ていき現在は離婚調停中です。
Sさんが悩んでいた突然襲ってくる胸の痛みも、夫と離れたことでまるで出なくなったそうです。夫の言動がストレスになり体調が悪くなることは「夫原病」と言い実際にあります。ストレスは自律神経のバランスを崩します。食欲不振、頭痛、めまい、吐き気、微熱が続く、動悸・息切れ、腹痛、下痢、腰痛、肩こり、生理不順や無月経、手足のしびれなどが見られます。
原因不明の体調不良は、モラハラ夫と暮らしている妻にはよくあることです。モラハラ夫と暮らし続けることは精神にはもちろん、体調にも影響が出てきます。
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5.相手より上の立場でいたい
という理由があります。