東大生 vs. 陰謀論、どう論破する⁉  事実誤認や矛盾を許さない、常に漂う緊張感がもたらすもの

元国税職員さんきゅう倉田です。好きな言葉は「増税」です。

昨年から東京大学に通っています。現在2年生。

職業を聞かれれば「芸人です」と答えていますが、一日のほどんどを大学生として過ごしています。授業を受け、図書館で課題をやり、家に帰ってフランス語の勉強をし、たまの休みはクラスメイトと出かけて、謳歌しています。

クラスメイトとは20も歳が離れていますが、年齢差は感じません。無論、ぼくが感じないだけで、向こうは感じているでしょうが、それでもその差をなるべく感じさせないように発言に気をつけています。

例えば、自分の経験則のみを論拠にして議論を進めるようなことはしません。一般に、そう言う人は「老害」と呼ばれるでしょう。

大学生にはその経験則がないので、否定も肯定もできない。そういう議論は不誠実なので、必ず客観的な根拠を示す。多くの場合、一般化されている事実や研究を引き合いに出します。

そのような慎重さは、東大生にとって必須のスキルです。曖昧で客観性のない主張や明らかに事実と異なる言説は、議論する価値がないものとして排除されます。

最近、議論するまでもなく排除したいと思った言説は、「インボイス制度の登録が任意であることを政府は隠していた」というものでした。

 

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