恵まれた主婦だったのに不倫に溺れ…。欲望の果てに「失った」その顛末とは(後編)
不倫の代償は、たいてい…
ケーキも相変わらず美味しいね、と穏やかな会話に戻るゆり子を見てホッとしたが、いっときは見てわかるほど頬がやつれて生気を失っていた姿を思い出すと、不倫に狂って違う道まで踏み外した自分に感じるおそろしさはどれほどのものだったかがわかる。その逃避でまた不倫を選んでしまうほど心は正常さを失い、それでも続けなければいけない家庭に身を置くのは、不倫が人に言えない関係だからこそ苦しみは途方もない。
不倫相手の言葉にほだされてお金などを渡してしまう女性はほかにも知っているが、たいていは「回収」は叶わない。相手は表の世界で自分を追求できない関係とわかっていて求めるのであって、あくまでも女性側の好意や善意となるよう自分の設定を考える。口にする惨めな状況がたとえ事実であったとしても、本当に愛情があるのならネガティブな現実に相手を巻き込むようなことはしないだろう。
渦中にいればそれがわからない。自分が貢がないと、尽くさないと不倫を続けてもらえない状況になれば、相手を好きな側はどうしたって動くしかない。その結果、ゆり子のように最後は奪われて戻るものは何もない自分を目にすることになる。
その後悔を繰り返さない勇気を持てるようになればいいななどと思うのは、第三者の傲慢さだとわかってはいるが、不倫はこうやって終わった後も重い現実を背負わせる関係であって、「選ばない」ことが自分のためなのだとつくづくと思った。
<<この記事の前編:恵まれた主婦だったのに不倫に溺れ…。欲望の果てに「失った」その顛末とは(前編)
こちらの記事も読まれています
不倫相手を忘れられない…。既婚男性にすがる35歳女性の孤独は
◆不倫の清算が電子書籍になりました! ◆
『不倫の清算』ひろたかおり・著 1200円(10%税込)/主婦の友社 こちらから
*KindleUnlimited会員なら無料でご覧いただけます こちらから
この記事は
恋愛相談家
ひろたかおり
【注目の記事】
- 女性の多くが経験する「尿トラブル」、家庭で効率よく向き合うケアアイテムが新登場! 骨盤底筋専用EMS「SIXPAD ペリネフィット」
- 細リブニットで作る大人の甘辛モノトーンと体型カバー法【40代の毎日コーデ】
- 必要なのは「努力」ではなく「適切なギア」と「正しい数値化」でした! ゆらぎ時期の54歳がガーミンのスマートウォッチで「睡眠・生活の質」を爆上げした話
- 「勝手にトイレ入るな!」と連れ子をいじめる偏愛夫(38歳・公務員)。再婚→また離婚…夫の「仕事上の弱み」を把握すれば、実子の親権も養育費も得られる!?
- わずか小さじ1杯!女性ホルモンの“悪い代謝”を”よい代謝”へ導き、数日で細胞が1カ月で肌が若返るオイルとは?美人女医の実践方法も取材【消化器内科医監修】
スポンサーリンク
スポンサーリンク















