
【モラハラの弊害】DV育ちの子どもは「人の顔色ばかりを気にする人間」に育ってしまうという悲劇
子どもが子どもらしくいられるために決心した妻の結論は
子ども達がモラハラ夫を笑わせるために、自ら道化師のような真似をしている姿を毎日見ているのが本当に辛くなったWさん。
モラハラ夫が「今度は猿の真似をしろ」「お尻でひらがな書いてみろ」とおかしな要求をしても、子ども達は笑いながら言う通りにしたそうです。Wさんが我慢できずに「そんなことしなくていいから」と声を荒げても、「ママ大丈夫だよー。ウッキッキ」と猿の真似をやめませんでした。
『こんな状態は普通じゃないとやっと夫との離婚を決意し、実家に相談に行きました。実家の両親は「もっと早く相談になんで来なかった。なんか変だと思っていた」と言ってくれて、私と子ども達が同居することを受け入れてくれました』
その後、モラハラ夫に「離婚したい」と切り出した時、逆上し「絶対に離婚しない」と怒鳴り声を上げたそうです。一緒に来てくれていたWさんの両親が夫と話し、Wさんと子どもたちは荷物を急いでまとて実家に避難できました。
『子どもたちは実家に行ってから、しばらく気の抜けた状態でしたが徐々に子供らしさが見えてきてわがままも言ってくれるようになりました。「親権は絶対に譲らない」と言い張っている夫との離婚調停が待っていますが、子ども達のために頑張れます。私も自分らしさが戻り、少しずつですが勇気と自信が戻ってきました』
Wさんが離婚を決心し、実家に戻る勇気を持ってくれたことで、子どもたちは毎日モラハラにおびえる必要はなくなりました。傷ついた心のサポートはこれから必要ですが、子どもらしく育ってくれることでしょう。モラハラの父親と離れたことで、「自分たちは無理せず、ありのままでいても安全なんだ」とわかってくれたはずです。たとえ小さくても子どもたちには、母親を守らなければならないという思いがあります。ですから、母親が幸せそうにしているだけで安心し、自分たちを守ってくれる祖父母の存在とちう“大きな力”を身近に感じるだけで心強く思うでしょう。
戻る場所がない方は、地域のサポートグループや女性支援団体に相談するなど行動を起こしてください。子どもの未来を守るためにもできることをしていきましょう。
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