モラハラ夫の「急に逆ギレ」に隠された、許しがたい真実!夫の詰めの甘さのおかげで、洗脳が解けた

2024.05.24 LIFE

勇気を持って、夫に「浮気をしているんでしょう?」と言ってみたけれど夫は絶対に認めることはしない

夫が2度目に出ていった後。また2日後に何事もなかったように上機嫌で帰ってきたそうです。E子さんは「お帰りなさい」と夫に声をかけましたが、心の中は疑惑でいっぱいでした。夫がお風呂に入った後に夫のバックを見ると、観光地のコンビニや食堂のレシートが出てきたそうです。
これらを目にして「夫は浮気をしている」と確信を持ったE子さんは、探偵に頼んで夫の様子を見張ってもらうことにしました。いきなり夫に「浮気をしているのね」と言っても、絶対にうまく言い訳されると思ったE子さんは、証拠集めを優先しました。夫の浮気の証拠写真は簡単に集まったそうです。
夫が2度目に出ていってから3週間後の夜、その写真を夕食中の夫の前に並べました。夫は謝るでもなく、「こんな写真撮ってコソコソ俺をつけまわすなんて、なんて汚いことするんだ!」「こんなことをするなんて俺に対してひどい行いをしていると思わないのか」と逆ギレしはじめました。

『夫が浮気をしているとわかった瞬間から、夫が怖い、夫がいないと生きていけない、と思い込んでいたものが本当に一瞬でなくなったのです。夫からの洗脳が解けたというのでしょうか。それからは夫との離婚を優位に進ませるためにはどうすればいいのか、それしか私は考えていませんでした』

 

離婚がバレた後のモラハラ夫は、大体逆ギレして妻を責め立てます。そして得意のガスライティング(*)で、浮気をしないといけない状態にしたのは妻の行いが悪いからだと相手を非難し、自分を被害者にしようとします。自分の浮気を正当化するために、妻を責め立てるのです。自分が悪いとは認めないので、話し合いは平行線のまま進むことになります。
浮気をされた場合、妻は一瞬でモラハラ夫の洗脳が解け、離婚を選ぶ方が多くいます。しかしモラハラ夫は事あるごとに「離婚する」と言っていても、実際に離婚となると承諾しません。自分は被害者だと信じているので、正しいことをしている自分が離婚を突きつけられたことに納得できないのです。また外ではいい人を演じているので、離婚をされた夫という立場がプライド的に許せないのです。

 

*この場合、モラハラ夫が心理的に妻をコントロールして「私が悪かったんだ。 夫が正しい」と思い込ませて自信を失わせること。

 

 

洗脳が解けたことで離婚調停に進む勇気が湧いた

『夫に離婚を切り出した後、夫は怒鳴って離婚はしないと脅かしてきたり、猫撫で声で「もう絶対どんな時も君だけを大切にするから機嫌を直してくれ。」と言ってきたりコロコロと態度が変わっていくのです。でも私は離婚をすると心を決めたので、一旦実家に戻り家庭裁判所に離婚調停を申し立てました。離婚調停が始まったとしても、夫が素直に離婚に応じるとは思えません。それでも夫からの洗脳が解けた今、もう2度と一緒に暮らし、夫の支配下に置かれたいとは思いません。どんなに時間がかかろうと、自分の人生は自分のものという言葉を胸に、頑張っていこうと思っています。』

 

E子さんは、夫からのモラハラを受けている時「夫と別れることは考えてない」「夫がいないと私は生活ができない」と一貫して言い続けていました。夫がいないと生きていけない、と洗脳されていたのです。
でも、その洗脳は夫の浮気発覚で解け、今まで自分がなぜ我慢してきたのか、夫にモラハラを受けていた自分は被害者だったということが自覚できたのです。離婚調停に時間はかかると思いますが、浮気の発覚で自分の人生を大切にすべき思えるようになり、本当に良かったと思います。

 

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