それもう時代遅れです!オバ眉になりがちなNG眉の描き方

「眉は顔の額縁」と言われるほど、メイクにおいて印象を左右する重要なポイント。美容雑誌でも毎月眉毛特集が組まれるほど注目が集まるパーツであるだけに、「眉毛の描き方が分からない……」と悩んでいる人が多いのも現実。

また、話を聞いてみると「ここ数年眉毛の描き方を変えていない」という人もいますが、年々お肌の状態が変化していますので、その年代に合った眉毛の描き方をしなければ老けた印象に見えがち。そこで今回は、オバ眉になりがちなNG眉の描き方について紹介します。

 

1:眉尻が長すぎる

 

一昔前、バブル全盛の頃は眉毛を長めにキリっと描くのが大流行しましたが、まだこんな眉毛を描いている人は「アウト」です。笑

だからと言って眉尻が無くていいわけでもありません。バランスのいい眉毛を描くために押さえておきたいポイントは「口角」と「目尻」。この2点を結んだ線の延長上に眉尻が来るように描くのが長すぎない眉を描くポイントです。

 

2:眉毛が直線すぎ

 

街中で人間観察をしていると、眉毛が「一文字」になっている人を見かけますが、これはNG。眉の周りにも筋肉があるためその筋肉の位置とそう形で書かなければ古臭い顔になってしまいます。

眉山の位置は外側の白目の上のどこかであれば自然なカーブになります。カーブの角度に悩んだら、こめかみあたりの髪の生え際をチェックして、その生え際と平行になるように描くと筋肉の流れに沿ってうまく描くことができます。

 

3:髪の色と合っていない

 

年齢とともに出現してくる白髪。白髪があると老けた印象になりますので、ファッションのためだけでなく白髪が気になる方はカラーリングをしている人が多いと思います。白髪などなくカラーリングしていない時は髪と地眉の色が合っているのでアイブロウペンシルの色選びには困りませんが、カラーリングを始めると色が合わなくなってきます。それを無視して以前から使っていたアイテムで眉毛を仕上げてしまうと、チグハグな印象に。

このチグハグな印象を緩和するためのアイテムとして、パウダータイプ、アイブロウマスカラなど髪色と合わせるためのアイテムが増えています。最初にメイク崩れしにくいペンシルで眉の輪郭を描き、その後にパウダーやマスカラの眉に使います。これらのアイテムは色調整の役割だけでなく、ペンシルだけで仕上げると“のっぺり”した印象になりがちな眉に立体感をプラスしてくれる一石二鳥アイテムです。

「最近眉毛がしっくりこないな……」と感じている人は、ぜひパウダーかマスカラを投入してみてください。

 

4:色が薄すぎる&細すぎる

 

眉毛を描くのが苦手な人に多いのが眉の色が薄すぎる&細すぎるパターン。メイクに対する自信のなさが眉の色にまで出てしまっています。前髪があり眉毛がさほど目立たない人はいいのですが、髪が風になびいたりして眉毛が出現する可能性がある人は、眉毛がないとオバ眉どころか幸が薄そうな“薄幸顔”に。

「ゲジゲジ眉になりたくない!」という人のために、一時はグレーのペンシルが流行りましたが、これはもう時代遅れ。眉毛を自然に見せたいなら、ペンシルは髪の色に合わせつつ、パウダーやマスカラは髪の色よりもやや明るい色(肌色に近い色)を選ぶのがお勧めです。ぱっと見「これって色薄くない?」と思うような明るさのものでも、付けてみると不思議と自然になじみます。

 

5:左右のバランスが悪い

 

 

人間の顔は左右対称ではなく、噛みグセなどの影響で筋肉のつき方も左右で異なります。眉毛の高さがどうしても同じにならない……という人は、全体を整えようとすると難しいので、眉頭の位置だけ揃えるようにしてください。眉頭さえ合っていれば後は多少ずれていても相手はあまり気になりません。

これは上級者テクニックですが、鏡を見る時自分の顔の左右差を気にするようになると、メイクが上達しますので、ぜひ気にして見てみてください。

 

今回はNG眉の描き方とそれを脱却する方法をご紹介しました。一気にクリアすることが難しい人は1つずつでも構わないのでトライしてみてくださいね。

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