40代、頭頂部が薄くなってきたら始めどき!簡単ケアと若見えするシャンプー選びのコツ

40代になると「髪が細くなってきた」「頭頂部が薄くなってきた」など、髪にお悩みが増えますよね。

今回取材したのは、ヘアライターとして約4万人、約200万カットもの撮影に立ち会い、多くの女性を輝かせてきたライターの佐藤友美(以下さとゆみ)さん。

前編に続く後編では、おすすめのヘアケアや若見えするシャンプーの選び方を伺いました。

 

◀◀【前の記事】似合う髪型に出合えないのにはワケがある!20年間で約4万人のヘアチェンジに携わったプロが語る意外なオーダーの極意とは?

 

健康な髪は血行の良い「頭皮」があってこそ!

(右から)uka scalp brush kenzan ¥2,420(税込)/uka リラクシングマッサージブラシ 1,925円(税込)/ETVOS

――40代50代のオトナサローネ読者に、おすすめのヘアケアはありますか?

血行が良くない頭皮からは健康な髪が育たないので、まずおすすめしたいのが頭皮のマッサージ。ukaの「スカルプブラシ ケンザン」のようなシリコン製のマッサージブラシを使って、テレビを見ながら頭皮をマッサージしてみて。頭皮を柔らかくすると、顔のたるみも引きあがると思います。

 

――シリコン製のブラシは持っているけれど、シャンプーのときに使うものだと思っていました!髪が乾いているときに使ってもいいんですか?

頭皮をマッサージするためのアイテムだから、髪が乾いているときに使っても大丈夫。私はお風呂場ではなくリビングに置いていて、髪が乾いているときに使っています。

アヴェダのパドルブラシのようなクッションブラシもいいですね。クッションブラシとは、根元がへこんだり戻ったりする、クッション性のあるブラシのこと。先が丸くなっていて、髪の毛をとかすとき頭皮に適度な刺激を与えます。

パドル ブラシ ¥5,060/アヴェダ

 

シャンプーを変えると若見えする!?

――頭皮マッサージは、自分が楽な方法で続けるのがいいということですね。

ヘッドスパに行くのもおすすめです。頭皮の汚れが取れて血行も良くなり、気持ちがいい。自分でケアするのとヘッドスパに行くのとでは、普段のお風呂掃除とプロに頼むお風呂掃除くらい違います。自分へのご褒美や誕生日プレゼントにもいいですよ。

 

――70代80代の方と撮影でご一緒する機会があるのですが、毛量があると素敵ですよね。

若い頃に髪が太く量が多いのが悩みだった人は、40代以降に若く見えてお得ですよね。私自身はもともと毛量が多いので使っていませんが、普通の毛量の人で、髪型がキマらなくなってきたら、頭皮用美容液や育毛剤、発毛剤の始めどきです。髪が細くなってきたとか、頭頂部が薄くなったような気がするとか、変化を感じたら取り入れてください。若い頃と同じ、しっとり仕上げのシャンプーを使い続けている人は、さらさら仕上げのシャンプーに変えるのもおすすめ。軽い仕上がりになるタイプのシャンプーやスタイリング剤を使うと、頭頂部にふんわりとボリュームが出て若見えしますよ。

 

『女の年齢は髪で決まる』佐藤友美・八木花子 著/扶桑社

佐藤友美(さとゆみ)

1976年北海道知床半島生まれ。日本初のヘアライター。「美容師以上に髪の見せ方を知っている」とプロも認める存在で、テレビやラジオ番組でも活躍。著書にベストセラーとなった『女の運命は髪で変わる』(サンマーク出版)『髪のこと、これで、ぜんぶ。』(かんき出版)など

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