え、そこ?菊地凛子さんが初オーディションで選ばれた「まさかの理由」とは?
俳優の菊地凛子さんが、トリンプ 「天使のブラ®」の新アンバサダーに就任。都内で開催された発表会に登壇した菊地さんが今までのキャリアを振り返りながら語るインタビューをお届けします。
ブランドアンバサダーに菊地凛子さんが就任
天使のブラ®30周年の節目に掲げたブランドメッセージは「My angel 私を支える味方」。新作ブラジャーのお披露目も兼ねた記者会見では、新アンバサダーに就任した菊地凛子さんが登場。
美しく凛として、その一方で自然体な面も持ち合わせているところが、ブランドメッセージに込められた思いと一致するところがあっての起用となったそうです。
初夏を感じさせる真っ白なシャツワンピースで登場した菊地さん。出演するCMについては「働く女性や壁にぶつかっている女性、そんな人たちの背中を押せるような、共感いただけるものができたと思う」と見どころを語りました。
働く大人の女性にとって共感しかないCMが放映中
菊地さん演じる仕事帰りの女性に思わず共感してしまうドラマ仕立てのCMは、すでにご覧になった方も多いはず。日々のストレスややりきれなさなどの想いを抱えながら帰宅した女性が、服を脱ぎ捨てて一息つくと、ふと鏡の前に立つ自分と対峙。「天使のブラ®」を身につけた自分の姿を見て気持ちを切り替え、ポジティブさを取り戻すというストーリー。
最後、扇風機の前でくつろぐ、とびきりお茶目な表情も必見です。
俳優としてのキャリアを振り返ると…
発表会では、天使のブラ®の30年の歴史と菊地さんの俳優としての歴史を辿る場面も。
天使のブラ®が誕生したのが1994年、5年後の1999年に、菊地さんは映画デビューします。
「初めて受けたオーディションで役をもらうことができました。オーディションで選ばれた理由を後日監督に伺ったのですが、決め手は『オーディション中、笑顔が1回も出なかったから』。緊張するタイプで、どうやってオーディションに臨めばよいのかわからなかった私ですが、そんな自分ではネガティブに捉えている部分を、人のフィルターを通すとポジティブに転じることもあるんだ、ということを学びました」(菊地さん)
2000年代、天使のブラ®はさまざまな改良を重ねて、人気のランジェリーブランドの地位を確立します。一方、菊地さんはその頃、出演した映画「バベル」でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、実力派俳優への道を確固たるものに。
「この時期は、とにかく目の前にあるものをこなすことで頭がいっぱいでした。無我夢中と言いますか、走り抜けた、という感じですね。そして、あの時代があったおかげで、今があると思いますし、今こうしてたくさんの作品に出られるようになったのも、そのおかげなので、本当に宝物だと思っています」
2010年代になると、天使のブラ®は、夏の蒸れ対策や年齢によるバストシルエットの変化に対する商品の発表など、より細かな女性のお悩みに応えるアイテムを次々と発表。
菊地さんにとって2010年代はプライベートで大きな変化があった年。結婚と出産を経験されています。
「毎日の出来事が、すべて仕事の先につながっていると心底思えた時期。なんでもない毎日の中でさまざまな選択をして生きています。仕事をしていくうえでそういった日々を宝物のように感じながら過ごそうと考えるようになりました」(菊地さん)
そして現在、菊地さんは大河ドラマの出演など、さらに俳優として磨きがかかっていきます。
「2020代年はいろいろな役に挑戦してみたいという前向きな気持ちになってきた年ですね。そして、ラッキーなことにたくさんの方に声をかけていただきました。作品に恵まれることが役者にとって一番大事なことなので、今後も声をかけてくださった人たちの期待に応えていけるといいな、と思っています」(菊地さん)
続きを読む
スポンサーリンク