美容家・神崎恵さん発。「朝、顔がゴボウみたい」「鏡を見たくない」老化が加速しているときのスキンケアとの向き合い方とは？

2024.06.27 BEAUTY

まだ20代の延長ような30代、とたんに老化が加速する気がする40代。

毎日のケアもむなしく、鏡を見ては「くすみ」「たるみ」「シワ」など、あまりのお疲れ顔にげんなりする日も。

そんななか、年々美しさを増している美容家・神崎恵さんにエイジングケアのコツを聞いたところ、

「私も朝ゴボウみたいな日がある」

「シワをたくさん見つけることもある」

など、「え！神崎さんでも⁉」ととても勇気づけられる意外な回答がかえってきました。

今回は、6月17日（月）六本木ヒルズ・ハリウッドビューティプラザにて開催された、ハリウッド「ベルアージュリペアリップ∞」新製品発表会にて、

美容家の神崎恵さんがお話くださった心に残るエイジングケアのお話を紹介します

▶▶▶前半のイベントレポはこちら

えぇ！神崎恵さん本当ですか？「年を取ると顔が下がり、唇も下がる」40代が今すぐやるべきこと

私もシワをたくさん見つける。でも老いを“減点方式”で考えない

「エイジレス、年齢という言葉が日本にいるとよく出てきますよね。

スキンケアの方法は本当にたくさんあるんですが、何かひとつと言われたら、美容ではないかもしれませんが”自分が年齢を重ねていくことに楽しみを感じること”だと思います。

年を取っていくと、鏡で自分を見るたびに、“シワができたな～”など心が曇っていく瞬間がたくさんありますよね。老いを減点方式でとらえていく方が多いと思うんですけど、それは仕方ないことだと、もう少し気楽に年を取っていきたいなって思っていて。

例えば、私もたくさんシワを見つけるんですね。そこで、心を曇らせることもできるけど、“こんなにがんばって生きてきたんだからシワができないはずない”って思うこともできる。ちょっと楽になるんです。そうやってある程度楽しみながら、受け入れながらケアをすることが重要だって思います」

若返ることが可能になる時代だから、エイジングを自分で選択する

「しかも、今って、 5年、10年巻き戻した自分の肌になりたいって言ったら、多分可能なんじゃないかなって思うぐらい、選択肢が広いんですね。

今後技術はますます進化していって、年を取ることさえも自分で選択できるというか、老化するスピード感をこうコントロールできる時代になると思うんです。でも、だからこそ、“シワがある私もなんかいいわ”とか、自分のエイジングを選択しながら、それに向かってケアをしていったらいいのでは。

しっかりと選択して、自分のお肌に取り入れて、生き方に取り入れていくっていうのが、かっこいい年の取り方の1つだなって思っていて。なので、若くあることは素晴らしいですが、若い頃よりできることたくさん増えますし。なので加齢とともに置いてきたものだけじゃなくて、手に入れたものをカウントしながら、前向きにスキンケアしていきたいなと思っています。そこが1番重要なんじゃないかなって。何にも具体的な例でなくてすみません、しっかり汚れを落とし、保湿をしっていうのが1番大事なんですけども、それ以外にはそういったところかなと思ってます」