
「あなた専属のベビーシッターじゃない!」子どもの年齢が近いだけで親しくなった「ママ友」は、本当に友達なのか?
保育園で馴れ馴れしいママ友に出会って
千葉県在住の佑月さん(仮名・38歳/医療事務)は、夫(39歳/会社員)、娘(3歳)、息子(1歳)の4人家族。今は2人の子どもを保育園に預けて、仕事に出ているそうです。佑月さんの悩みは、保育園で出会ったママ友との関係です。
そのママ友は美香さん(仮名)といって、佑月さんの3歳年下。子だくさんという感じで、子どもは5人いたそうです。佑月さんの娘と同じ年の子どもがいたことと、家が近くだったことから自然と話をするようになったとか。
美香さんとは子どもの送迎で顔を合わせる程度でしたが、子どもの保育園のお迎え時間が遅い時は、園の前で会話を交わすこともあったそうです。そうは言っても、顔を見合わせれば挨拶、立ち話をするくらいの関係で、特別親しいという訳でもなかったそうです。
美香さんはいつも笑顔で、ケラケラと笑うタイプ。先生にもニコニコと対応している様子を見て、最初の頃は「いい人」と思っていたのだとか。美香さんはノリが良くてフレンドリーな性格なので、話していて嫌な気はしませんでした。ただ、ボディタッチが激しめで、さほど親しいわけではないのに“ため口”も多いのが気になっていました。妙に馴れ馴れしいところだけがひっかかっていたのだそう。
そんな美香さんから時折、「いつも可愛い水筒やバッグを持っているけど、どこで購入しているの?」「服は、どこで買っているの?」と聞かれることもあったそうです。子どもの服装や持ち物だけでなく、佑月さんの服装も全身舐めまわすようにチェックする美香さん。あまりにジロジロ見るので、恐怖を覚えることもあったとか。
服を買った場所について答えると「高いお店だから、私には買えない」だの「羨ましい」だの、そんな話ばかり。美香さんが何の仕事をしているかはわかりませんが、保育園に子どもを預けているくらいなので、仕事をしているはず。
美香さんからそう言われるたびに、「そんなに欲しいなら自分で買えばいいのに」と佑月さんは思ったそうです。
自分と娘の洋服をくまなくチェックするママ友に、恐怖を覚える
美香さんはそれなりに小ぎれいにしていて、身なりを見てもお金に困っているという様子は感じられませんでした。それでも、あまりにしつこく「どこで服を購入しているの? 私のところは子だくさんだから、そんな素敵な服は購入できない」と言ってくるので、次第に会話をするのが面倒と感じるように。
そこで佑月さんは「もしよかったら、いらなくなった服をあげましょうか?」と答えたそうです。すると、美香さんは瞳をキラキラさせて「本当? 嬉しい。ありがとう」と、喜んでくれたそう。
美香さんには、娘(佑月さんの娘)の1つ下に女の子がいたので、その子にお下がりの服として着せるつもりなのかもしれません。お下がりをまわしはじめた当初は、いらない服をあげていただけなので「家のいらないものが片付いて、むしろよかったかも」と感じたとか。
しかし、美香さんの要求は、その後もどんどんエスカレートしていきます。
それは、ある日のことでした。いつものように保育園へ子どものお迎えにいくと、美香さんから「日曜日だけ、下の子2人を預かってほしい」とお願いされたのだとか。唐突に聞かれたので、佑月さんは目が点に……。
「どうして?」と尋ねると、久しぶりに会うことになった友達と遊ぶ約束をしたそう。上の子3人は手がかからないけど、下の子2人は手がかかるし、佑月さんは小さい子が2人いるので「一緒に遊べるのでは?」と思ったのだとか。
▶つづきの【後編】▶美香さんにちいさい子ども2人を預かってほしいと無理なお願いされた佑月さんが、どのように答えるのか? 美香さんとのママ友関係はどうなっていくのか?についてお届けします。__▶▶▶▶
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