「中学受験はうちの子には不要」と考える親が「大正解」である決定的な理由【池上彰の未来予測・前編】
「世界的に例をみない少子高齢化社会」「異常気象」「終身雇用制度の崩壊」「AIの台頭」
社会の変化のスピードがはやまり、誰しもが未来や人生の見通しが立てられない時代となっている。
日本に生まれること=幸福以外のなにものでもないはずだった。それは、もう過去の話なのか。
変化の激しい時代を生きる子供たちを育て、
遠い未来だった「老後」が少しずつ現実味を帯びてきているオトナサローネ読者にとって、
自分たちの将来はもちろん、子供たちが生活する未来の姿を想像するとなおさら不安が押し寄せます。
私たちの、日本の、未来は果たして―。
そんな永遠に解消できないような不安の中で生きている私たちに、よりどころとなるようなお話をしたいと思います。
新刊『池上彰の未来予測 After 2040』(主婦の友社刊)で、池上彰先生がつづっている未来の話から、自分たちが、日本が明るい未来を迎えるためには、今からどう行動していけばいいのかを、考えていきましょう。
「未来はこれから創るものです。そう悲観的にならなくて大丈夫ですよ」。帯に掲げられた、池上彰先生のこのメッセージに心が少し救われます。
今回は、子供の将来に関わる教育について。変化がはやいこの時代に、私たちが子供の頃受けてきた教育は今の子供たちにとっても最適なのか? はたして今すべき教育とは?
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